秋晴れとなった三連休の始まりでお客様が少ないかと思っていたら、今日は開店時からお客様の多い一日でした。
神無月の会の準備もあって、よく頑張った一日ではなかったかと思っております。
昨今の物価高騰の影響もあるのかネットでのニュースを見ていると、いろんな業種の倒産という文字が目について、日本経済が安定していない気がしてなりません。
特に老舗と言われる企業倒産が増えていて、厳しい時代であることを感じております。
私達の業界も時代の流れに合わなくなっている業種といえるだけに、これまでと違った取り組みが必用とされている気がしてなりません。
凡人の私にはその答えを見つけ出すことは難しくて頭を悩ましますが、身の丈に合ったチャレンジをしながらも新しいお客様との出会いを増やして行くことが一つの答えかと捉えています。
そこで私が思うことは、この仕事を好きになることが大切で、和装のお洒落をどうしたら伝えきれるのを真剣に考え、そして形にして行くことかと考えています。
洋装と違った和装はきものから始まって、帯に長襦袢、半衿にもいろんな種類があるわけで、コーディネートを纏める帯締め帯揚げの色合い、更に足袋の種類や草履やバッグの使い方でも装いの表情が変わります。
そればかりか、着物を着る人の体型に合った寸法や着物の裏地にも気を使わなくれななりません。
これらの組み合わせが整って初めてお洒落を楽しむことができるのではないでしょうか?
それだけにセンスが問われる業種です。
なので四六時中この仕事に関わっていないと感性を磨くことができないと私は思っています。
出会いをいただいたお客様に、どうしたら綺麗な着こなしの提案ができるのか。
この一点に私の仕事が集約されていていると言っても過言でないかもしれません。
とても歴任の重い仕事ですが、好きから続けていられるのでしょう。
そして16日から私がチャレンジした新商品の展示会が始ります。
その準備を進めながらも心配でなりませんが、一生懸命神無月の会と向き合っているところです。
【セミフォーマルの着物をコーディネート】

今日はこちらの二組を紹介させていただきます。
どちらのセミフォーマルの装いとなるもので、おしゃれ着ではありません。
【楊柳(ようりゅう)単衣用生地で描かれた茶屋辻文様の付下げ】

その一つが生地のシボに凹凸のある単衣用の楊柳(ようりゅう)という生地で染たれた古典柄の茶屋辻文様の付下げになります。
藍の色で染められていて単衣の装いに相応しい素材と色合いかと考えています。
【藍色の濃淡で織った菱屋善兵衛の袋帯】

合わせた帯は今回の展示会のテーマともなっている菱屋善兵衛の袋帯で合せてみました。
帯の色合いが藍の濃淡の色で織られていて、着物との色合いを意識してみました。
菱屋善兵衛の葡萄唐草文様の御召し色無地を金彩友禅の塩瀬帯で合せる

そしてこちらは菱屋善兵衛が2年前の創業220年を記念して世に送り出した御召し色無地を金彩友禅の荒木泰博氏の塩瀬帯でコーディネートしたものです。
色無地の文様まで映し出すことが出来ませんでしたが、地色が紫地で葡萄唐草の文様を織り込んだ色無地となります。
簡単な解説しかできませんでしたが、16日からの神無月の会に足を運んでいただけたら嬉しく思ます。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,409記事






