色無地で入学式の装いと若いお母さんの色無地の着こなしを方を解説する

お母さんの入学式の装いを色無地で対応する

春の訪れを感じれるようになったこの頃ですがなかなかエンジンがかかりません。

“笛吹けど躍らず”という感じで、もう少し我慢しなければならないが、「きものを着る場を増やす」という今年の目標として掲げた機会を3月14日(木)に「きものでお食事会」という形で企画させていただきました。

 

すると、アッという間に定員が埋まり、定員を5名増やして15名とさせていただいたのですが、今朝、15名の定員が埋まり参加者の募集を終了させていただいた次第です。

 

遊び事はすぐに人が集りますが、商品企画となると簡単には動いていただけません。

この点が辛いところではありますが、SNSなどで呼び掛けながら新しいお客様との接点を増やしつつ、交流が深まる機会が持てたらと思っています。

 

この話はここまでとして、春と言えばブライダルシーズンでもありますが、郊外み店を持つ私に取っては、地域の小中学校の入学式がとても気になります。

 

と言うのも入学式に引率されるお母さんのきもの姿が多く、地域の呉服店としてお役に立つことができなかと考えずにはいられません。

 

 

【明るい色の色無地で入学式の装い】

 

 

 

お母さんの入学式の装いを色無地で対応する
お母さんの入学式の装いを色無地で対応する

 

店内はこのようにして入卒用のきもののの装いとしてふさわしいきものコーディネートを紹介させていただいています。

 

こちらのコーディネートは入学式の装いとして定番とされていた色無地をコーディネートさせていただきたもので、地紋が入った淡いクリーム地の色無地に西陣名古屋帯でまとめたものです。

 

清楚な装いなっているかと思いますが、いろんな場に対応することができるフォーマル着であることを皆さんはご存じでいらっしゃるのでしょうか。

 

 

【季節を問わない帯は使い道が広い】

 

 

 

色無地に合わせた草履バッグと刺繍半衿
色無地に合わせた草履バッグと刺繍半衿

 

合わせて帯は季節を問わない西陣織りの名古屋帯で、ここにヒワ系か紫系統の色の帯〆を加えていただけたら、訪問着や付下げにも劣らない着こなしになるかと思っています。

 

色無地は模様がないために「色目」がとても重要で、昭和の時代は20代はピンクかオレンジの色が主流で、変り色でヒワ色でした。

 

50代~60代のお客様は、結婚が決るピンクかオレンジ色に色無地を準備されていましたが、そのきものがタンスに眠っていることから、色無地の有効利用となる染め替えキャンペーンを呼び掛けさせていただいた次第です。

 

新しく色無地を用意したことを考えると1/3~ 1/4のコストで新しい色無地が用意できるので、とってもお得です。

 

今の若いお母さんが色無地を一組お持ちになっていたら、どのようなシーンに着られるかを解説させていただきます。

 

・お宮参り

・入学式や卒業式の場

・お子さんの七五三参り

・ご友人などの結婚式の披露宴

・お茶や踊り、お琴などの習い事の場

 

ここまでは慶事ごとなるので、明るめの色合が適当かと思えますが、弔事ごとに色無地を活かそうとしたら、寒色系かダークな色合がふさわしいので、お若いお母さんが一枚の色無地を慶弔どちらも着こなそうとしたら無理があります。

 

なので、活用範囲の広い「晴れの日きもの」として準備されることをオススメします。

 

現在色無地の染替えキャンペーンをしていますので、ご実家にタンスの肥やしになっている色無地が眠っているようでしたら、染替えを考えてみてはいかがでしょう。

 

 

記事が脇道に逸れてしまいましたが、この春に入学式を迎えられるお母さんが全国に多くいらっしゃるかと思いますが、ご自身のお着物をお持ちであれば着物で式典に臨まれてみてはいかがでしょう。

 

味わったことのない世界を体験することができます。

 

 

【色無地に合わせた和装小物】

 

 

 

 

色無地に合わせた草履バッグと刺繍半衿
色無地に合わせた草履バッグと刺繍半衿

 

その際には、前もって着物のカビやシミがないかの点検も必用ですし、たたみシワがあれば地元の呉服店で相談されてください。

そして和装小物が着物と合っているかも相談されてみてください。

 

私の店でよければいつでも相談に乗りたいと思っているので気軽に声を掛けてください。

 

まとまらない記事になっていますが、なんなりと相談ください。

 

では今日はこれにて・・・
お休みなさい。