米騒動の中に現われた「小泉農林水産大臣」に期待を寄せる/【夏を待つきもの達】

夏を待つきもの達 店主のひとりごと

【米騒動に一言】

トランプさんがアメリカ合衆国の大統領になってから関税問題で世界がギクシャクしはじめて、日本の政治に目を向ければ、物価高で国民が苦しい思いをしていても、スピーディーに現状を変えることができなくなっていて、「米騒動」はその代表的な問題の一つだと思っています。

そこに農林水産大臣として現われた小泉純一郎氏の発言を聞いていて、新しい風が吹くのではないかと期待するところがあります。

どこに問題があるのかを突き止めていただきたいと思いますし、国民の主食となるお米が一日でも早く現在よりも安い値段でスパーなどに並ぶことを期待しています。

アメリカ間の関税とは違って米問題は庶民に分かりやすいところがあり、石破内閣の政権を左右する案件となることでしょう。

小泉大臣となって米問題が収まることを期待していますが、同時に農業改革にもメスを入れて農業に従事されている方々が夢が持てる産業になることを期待しています。

一方で、着物業界が衰退していく中で、行政が日本の民族衣装に目を向けていただることってできないのかと思うところがあります。

海外との外交の場で着物をお召いただくとか、新年を着物で迎えるとか七夕の日を浴衣で迎えるなどして、和装をもう少しアピールしていただけたら、着物に関心を持つ方が増えると思えるのですが・・・。

政治家はメディアに取り上げられることが多いだけに、年に一二度、さりがなく着物姿を見せていただけたら新しい風が吹くと思えるのですが・・・。

日本の政治家が日本の民族衣装を着るということに大義があるように想えるのですが、皆さんはどのようにお考えでしょう。

着物業界に身を置いて半世紀近く経ちますが、時代の変化に戸惑うことが少なくありません。

近ごろ特に感じることは、県外の方からオーダーメイドのお仕立てを承ることが増えていまして、お客様から着物寸法がラインやメールで送られてくるのですが、その8割近くのお客様がセンチメートルでの寸法なんですね~

古い人間と言われそうですが、〇尺〇寸〇分という尺貫法で着物寸法を覚えているもので、お客様から連絡をいただくと、寸と㎝が同時に見れるメージャーを伸ばし、指先で押さえ、確認してから「寸」に直しているんですね~

なので既製品のゆかたとか長襦袢などは寸法表示が「㎝」となっているので、手元にメージャーないと厄介なんですね~

どういう訳か、店には着物や長襦袢のなどの寸法直しが多く寄せられていて、ゆかたシーズンになれば子どもゆかたの縫い上げ相談が入ってくるのではないかと思ってます。

この現象も時代の流れと言えるもので、呉服店や和裁士が激減しているから、頑張っている家業店に寸法直しや半衿の取付け相談が入ってくるのでしょう。

こんな感じでジワジワと市場が小さくなっていって、10年後には地方で呉服店を探すのが難しい時代になっているかもしれません。

今回「米騒動」で農業に国民の目が向けられることとなり新しい風が吹こうとしています。
無責任な言い方かもしれないが改善されるに違いありません。

着物業界にもブラックボックスのようなところがありまして、見直す機会に巡り会えたらと思うところがあります。

米騒動と着物業界を重ねて視てしまいますが、一日も早くお米が安定供給できるようにしてください。

【夏を待つきもの達】

夏を待つきもの達

店はようやく落ち着きを見せて、6月の店作りを考えられるようになりました。

7月が浴衣の需要期と考えられるので、この店の特徴をどんな方法で外部に出すことができるのか?

無料のゆかたの着付教室なども考えてますが、他にも何ができるのかを真剣に考えられるようになりました。

店内は隅から隅なで「着物と帯」や「浴衣と帯」がコーディネートされていて、初心者の方でも見やすい売場になっています。

特に反物の浴衣は品揃えが豊富なので、今年浴衣を準備したいと思っている方は是非覗いて見てください。

トンチンカンナ記事になっているかもしれないが、今日はこれで終らせていただきます。

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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