本日は5月26日の月曜日。
店頭の品揃えからいえば、「まだ5月か~」といいたくなりますが、店の経営からいえば「もうすぐ5月が終ってしまう!」
そんな複雑な気持が湧き上がる、5月5週目の月曜日を向かえることとなりました。
お客様の動きが鈍いことを気に掛けていますが、店としては次の一手を考えなくてはなりません。
店の鮮度を保ちながらお客様の心を惹きつけることって簡単ではなくて、次のカードを探し出すことに頭を痛めています。
果てしなく続く一本道ですが、訪れようとしている季節を抱きしめながら知恵を絞っているところです。
【当店の麻染帯が美しいキモノ「夏号」に掲載となる】

今月20日に全国発売となった「美しいキモノの夏号」に当店の商品を掲載していただきました。
竺仙さんのひおずき模様にゆかたに合わせている帯が当店の染帯となります。
【水色の小千谷ちぢみできもの遊び】

今日はその帯を使ってこちらの小千谷ちぢみをコーディネートしてみたのでご覧ください。
着物は市松取りの生地の織り方をした水色の無地になります。
【水色の小千谷ちぢみをオシャレに着こなす】

着物が水色の無地となるので組み合わせやすい反面、背景が無地だから合せた模様や色が浮かび上がるので、センスが問われます。
ここでは掲載柄の染帯を合わせて、アタバックと紺の麻の鼻緒ですげた夏草履と加賀染め足袋の「千鳥柄」できもの遊びしてみました。
【当店が準備した横段水玉模様の麻染帯】

着物に最初に合せるのは帯で、私は掲載柄となった横段水玉模様の麻染帯でワクワクした感情を小千谷ちぢみに載せてみました。
着物に模様があったなら、ここまで水玉模様が浮かび上がることはなかったでしょう。
楽しい気分になりませんか。
【クリームソーダ模様を刺繍した麻の絽半衿できもの遊び】

着物と帯とでオシャレな着こなしを創り出すことはそんなに難しいことではありませんが、ほんとうの面白さは和装小物をどのようにして合せるかです。
こちらの画像はワンポイントでクリームソーダの模様を麻半衿に刺繍したものできもの遊びしてみました。
夏物の半衿がとてにユニークで、多くの人に見て欲しいという気持ちになりませんか。
夏物の帯〆と帯揚げでコーディネートを纏める

腹の部分を夏物の帯〆と帯揚げでコーディネートを整えてみました。
着物に模様が入っていないからが、自由なオシャレ感が楽しめるからたまりません。
しかし合わせる色や季節外れの模様を合せたりするとピントがズレてしまってオシャレが壊れてしまうことを頭の中に入れておいてください。
ここまでコーディネートができたので、一つ一つにお値段を入れさせていただきます。
・水色の小千谷ちぢみ・・・¥88,000(税込み)
・横段水玉模様の麻染帯・・お仕立て上がり価格は¥157,300となりますが、モデルさんが締めたこともありまして そのお仕立て上がり価格は¥110,000(税込み)の特別価格とさせていただきます。
他の和装小物は以下の通りです。
・アタバッグ・・・・・・・・・・¥26,400
・麻の鼻緒ですげた草履・・・・・¥27,500
・麻刺繍半衿・・・・・・・・・・¥9,900
・オーダーメイド加賀染め足袋・・¥4,950
・夏帯締め・・・・・・・・・・・¥17,600
・夏帯揚げ・・・・・・・・・・・¥19,800
和装小物を合計してみると¥106,150(税込み)となりますが、この価格を高いと思うか、それとも価値あるコーディネートだと思っていただけるかは貴女次第。
どうか参考にされてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。