地球の環境変化で温暖化が進んでいて今年の夏も厳しい暑さに悩まされることが予想されます。
着物業界としては夏の暑さで着物離れが進むのではないかと心配していますが、ボヤいていても環境が変わる訳でもないので、少しでも快適に過ごせる商品を紹介したいと思います。
中でも夏用の長襦袢が色々作られていて、これまでに紹介した品も含めて特集という形で画像を集めてみました。
既製品の長襦袢からオーダーメイド長襦袢までいろいろ登場しますが、貴女だったらどのような商品を手にしたいと思いますか。
最初の二品目は二度目の登場となりますが、商品を比較するのに同じページにあったほうが分かりやすいかと思ってアップさせていただきました。
【肌着と夏長襦袢が合体した高島クレーム長襦袢スリップ/税込み価格¥7,700】

長年に渡って圧倒的に数が動いているのがこちらの「高島クレープ長襦袢スリップ」です。
【半衿と袖はポリエステル/本体は高島クレープ(綿100%)】

肌着と長襦袢が一体化した商品で、半衿(ポリエステル)もえもん抜きついていて、初めて取り上げた7年前は税込み5,500円だったものがコロナ禍以降値上がりが続いて、今年は税込み価格7,700円となりました。
【背にえもん抜きが付いている】

自宅でお洗濯ができることから、こだわりの浴衣を着物として着たときの長襦袢として高島クレープの長襦袢スリップをお勧めさせていただいてました。
【高島クレープ寸法表】

発売当初はサイズが「M」と「L」しかありませんでしたが、今では「S寸」と「LL寸」が加わって、店としては対応しやすくなってかと思っています。
ここ最近注目度が高まっているのは上下に分かれた本麻半じゅばんとステテコです。
【本麻半じゅばんとステテコ】

オール麻の天然素材で縫製されていることもありまして、肌触りがサラサラしていることや、下がきが”ステテコ”となっているので、使いやすいのではないかと思っています。
【麻の絽半衿が取り付けてある】

こちらも麻で絽の半衿が取り付けてありまして、えもん抜きも付いているので着やすいが最大の特徴ではないでしょうか。
【背にえもん抜きが付く】

私もこちらの麻ステテコを長年愛用していまして、帰宅後に普通に洗濯して、深夜に干しておけば一晩で乾くことからとても重宝しています。
縮むこともないのでお勧めです。
【寸法表と価格】

こちらの商品の良いところは、上と下を別々に購入できることで、上がM寸でステテコがL寸という組み合わせが可能なことです。
ここに寸法表を表示させていいただいたので、参考にされてください。
次に紹介させていただくのは、き楽っくというブランドの夏物になります。
【ひんやり/き楽っく(白)】

ワンピースタイムのかけ合わせとなる洗える長襦袢で、衿はファスナーでより付けてあり、袖はマジックテープで止めるタイプとなるので、わせる着物の裄に合わせて、長襦袢の裄を調整できるのがこちらの長襦袢の売りかと思っています。
【き楽っくサイズ表】

生産が追い付かないと聞いていて、ご注文をいただいてもしばらくお待ちいただくこととなりそうなので、興味をお持ちでしたら早めに相談いただけたら対応しやすいかと考えています。
ここまでは既製品の長襦袢となるもので、ここからオーダーメードのお仕立てが必要な夏の長襦袢となります。
【洗える爽竹(そうたけ)色長襦袢】

最初は爽竹という東レから出されている洗える長襦袢です。
色数が沢山ありまして、吸放湿性が高く、ムレにくくソフトな風合いが最大の特徴となります。
あいにく渋い色合いしか在庫にありませんが、ご自身の着物寸法にあわせてお仕立てができるのでお勧めです。
自宅で洗えるというのが着物ファンから支持されている要因かと考えています。
【アイスコットン長襦袢】

次の紹介させていただくのは綿と麻の天然素材から作られた長襦袢で、きものコーディネーターとしても知られている笹島寿美氏の推奨品でもあります。
こちらもご自宅で洗える長襦袢となります。
【小千谷麻長襦袢】

こちらは夏の定番となる小千谷の麻長襦袢です。
麻長襦袢も年々値上がりしていまして、肌触りからいえば麻素材が一番かと思っています。
【正絹夏長襦袢】

そして正絹長襦袢となりますが、どちらも上質な長襦袢で水色の方は自宅で洗うことができる加工を加えた襦袢となります。
他にもリーズナブルな正絹長襦袢がありますが、絹素材を選ぶのであれば品質の優れた品をお勧めさせていただきたいです。
解説が十分とは言えませんが、ここまでの品を見て、貴女だったらどの商品に魅力を感じますか。
興味を惹かれる品があればいいつでも相談ください。
【オーダーメイドの麻足袋】

そして今年採り上げた麻足袋が評判が良くて、ここに再びアップさせていただきました。
今日も関東方面の方から注文をいただきましたが、暑さ対策の一つとなるかと思っているので注文を受け付けております。
以前から夏長襦袢を一つの記事として纏めたいと思っていて、なんとか記事にずることができてホッとすることができました。
既製品の高島クレープなどはオンラインショップからも買い物ができるようになっているので、宜しければご利用ください。
それでは今日はこれにて・・・
お休むなさい。