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昨夜は床に入るのが遅くなり、この時間になって眠気が襲ってきています。
頭の回転も鈍く、今日の投稿記事に苦慮しているところです。
例年8月は暑さも厳しい事もあり、どうしても来客が少なくなります。
それに力強い商材が少なくなる時期で、昔から8月は暇な月にという温床が付いているくらい静けさに包まれます。
そんな月であることが判っているだけに、迎える側としては、ただ指を加え秋を待つだけでは何も変わりません。
そのようなことを考え、ひと足早く「おしゃれな着物コーディネートベスト10」というタイトルで秋物の着物と帯をコーディネート陳列してみました。
店のウィンドーからは夏物が姿を消し、初秋を思わせる演出を着物や帯で演出してみました。
ところが数日前から夏の日差しが戻り、猛暑日に近い暑さに、立ち向かおうとしている心が折れそうで・・・・・
暑さに屈したくないと思っていても、「この暑さではね~・・・」なんて弱気になっている自分がいるのかもしれません。
遊びモードと夏の暑さに燃え尽きて無くなりそうな「プチ志」。
次の出番を考えながら、流れに身をまかせ方がいいにかな~
娘が勤める小学校が登校日だったみたいで、午前中のことです。
娘からの電話が入りました。
娘は4年生の担任なんですが、クラスの生徒が夏休みの自由研究で、「着物」のことを調べている女子生徒がいるらしく、その子から幾つかの質問を受けたみたいで、適切な答えを私に求めてきたのです。
私に電話をした目的を話すと、その子に変わるね~・・・
テンションの高い声から、一気にあどけない少女の声に。
そして、「質問があります???」
これまで多くの人から相談を受けて来ましたが、こんなに幼い子供から真剣に質問されたのは初めて。
その彼女からの質問は二つ。
・ 「着物のお手入れは難しいのでしょうか」
・ 「今でも着物は売れているのでしょうか」
最初の質問に対しては、着物を知らない人が増えているので、自分でしようと思うと難しいかもしれないな~・・・
しかし、その道に専門家、例えば呉服屋さんなどの相談すれば、簡単にお手入れをしてくれるようになったと思っているんだけどな~・・・。
二つ目の答えは、昔は結婚するときの お道具として着物を沢山作ってくれたけれど、今はそんな方が少なくなって、売れる量が減っていると思うよ・・・
だけど最近は、着物の好きな人が増えていて、その人達の買い物は昔より増えていると思うけれど、お嫁入り道具に買ってくれていた量には届かないと思うな~
おじちゃんが話している意味が解るかな~
私の話し方は小学生の目線まで下がり、向かいに座っていた京都の仕入れ先の担当者が苦笑いしながら、子供とのやり取りを聞いていたように思います。
それにしても小4で着物に関心を持ってくれる子供がいるなんて嬉しいではありませんか。
お会いして、いろんな質問に応えてあげられたらよかったのにな~
ということで今日の投稿を終わることにします。
それではお休みなさい。