京都の祇園祭を背景に野口さんの消費者会にお越しくださったお客様

祇園祭宵山の日 店主のひとりごと

今日は京都祇園祭の宵山の日。

その祇園祭の期間中に当店の仕入先でもある「染の野口」さんがお取引をしているきもの専門店さんに呼び掛けて、専門店さんのお客様を対象にした消費者会を開いていましてね~

店としてはネットから出会いをいただいたお客様の中で、関西方面にお住まいの方数人にご案内を入れさせていただいていて京都に向うことに・・・

いつになく北陸新幹線に海外のお客様が多く乗っていまして、私が乗った車両には乗客の3割くらいが海外の人のように思えました。

ほとんどの方が京都駅で下車したことを思うと祇園祭を見に来たのかもしれません。

【祇園祭宵山の日】

祇園祭宵山の日

今晩が宵山となりますが、午前中に京都入りしたので、そんなに混雑するものではありませんでしたが、通路はキャリーバッグを引きずっている観光客や日傘を開いて歩く人たちで歩きにくくてね~

これまでに何度か祇園祭に来ているので素通りするだけでしたが、夏の風物詩と云えるものがありました。

この会の消費者会でお目にかかりたいと思っていたお客様がいましてね~

その方が足を運んでくださるとのことだったのでお待ちしていたのですが、午後2時頃から雨が降り始めて、その雨が本降りとなったもので心配しましたが、しばらくして黒っぽい着物に昨年お求めいただいた野口さんの白っぽい麻染帯を締めてお越しくださいましてね~

昨年、電話でいろんなお話しをさせていたただいた方が目の前に現われて、”この人だったんだ~”みたいな喜びにも似た感情が湧き上がってきて最初は緊張しましたが、いつもの田舎者スタイルで対応させていただくこに・・・

そのお客様は野口さんの商品に興味をお持ちでいらっしゃって、着物や帯だけでなく野口さんの歴史や会場となっている花洛庵さん建物や屏風に特別展示された小袖などの話も聞いていただけたら思って、野口さんの社長さんに解説をしていただいたりして、心ばかりのおもてなしをさせていただきました。

その後にお着物をご覧になっていただいて愉しんでいただくことが出来たのではないかと思っています。

これまで電話で話をしていた方とこのような形でお会い出来るというのは、店との距離が短くなるということですが、これは店側の捉え方で、お客様がどのように思われたのかは、単に「これからという扉のノブ」に手を掛けただけのことで、その扉を開くかはお客様次第かと思っております。

いつも云っていることですが、こうした積み重ねが販路を広げていく切っ掛けとなるもで、大切にさせていただきたいと思っております。

帰りの途に付かれたときも雨が降っていて、道や地下鉄も人で混み合うことが予想されたので、野口さんの担当者が車で京都駅ま送ると云ってくれたので、お客様と私を京都駅まで送っていただきました。

【京都「駅ピアノ」】

京都「駅ピアノ」

お客様とは京都駅で別れましたが、買い物を済ませたいものがありまして、目的としていたものを求めてから、帰りの電車かで少し時間があったもので、京都駅の「駅ピアノ」を覗いてみることに・・・

本来は午後5時で終わりとなっていて、5時を廻っていたので誰もいないと思っていたら、駅ピアノが響いていましてね~

ベンチに観客も座っていて、一番奥に座ってピアノの音色に心を休めることに・・・

つかの間の時間でしたが、一人の時間を愉しませていただきました。

帰りの電車が大雨で路線の変更もあって25分近く遅れましたが、どうにか戻って切ることができました。

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