昨日は忙しい日でしたが、今日は真逆で来客の少ない一日です。
外部からの刺激が乏しい日は気が緩んでしまって、食べ遅れたラーメンの麺みたいで伸びてしまってます。
「あれもしたい、これもしたい」と思いながら毎日が過ぎて行きますが、何につけても人を集めることに苦労させられます。
今月はヘアアレンジのワークショップを控えていまして参加者の募集をしているところです。
美容師さんのお力をお借りし、店に来ていただいてご指導していただくワークショップになります。
この教室はゆかたの需要期を前にして浴衣を着たいと思ったときに、ご自身でヘアアレンジができたら気軽に浴衣が着れるのではないでしょうか?
そんなサービズができたならお客様に喜んでいただけるのではないかと娘が考えた企画で、お客様でもある美容師さんのお力をお借りして、店内で開く初めての試みとなるワークショップです。

ワークショップ・ヘアアレンジ教室
その開催日が6月30日の日曜日で、時間は午前10時から約1時間の予定で行います。
定員は9人で参加費は500円となるので、興味のある方は是非ご参加されてみて下さい。
詳しいことについては当店までお尋ねいただきますように・・・
さて、夏に向かうにつれて、浴衣への感心度が高まってくることでしょう。
そんなニーズに応えられるショップでありたいと「ゆかた専門店」としての役割を果たしたいと思っていますが、浴衣を取り扱うショップが多くなるだけに、ユーザーから選んでいただける店にして行かなければなりません。
私の店は呉服店としての「ゆかた専門店」を目指していて、‟浴衣はオーダーメイド仕立てで作るべし”という考え方を軸に品質とコーディネートにこだわる店です。
と、呟いても着物を知らない方には、店主のひとり言にしか聞こえないのかも・・・

浴衣家族
ここに夏をゆかたで過ごす家族を想像してみました。
男物、女物、女児の浴衣に分けてそれぞれコーディネートしたものですが、この画像から浴衣で繋がる幸せな家族が見えてまいりませんか?
このような繋がりを持った家族のお手伝いができたら素敵でしょう。
気持ちよく過ごしていただけるように体型に合ったオーダーメイドの仕立てをさせていただき、トータルコーディネートも提案できればと思っています。
私の理想とした店の在り方ですが、これが通用しなくなっているだけに新たな戦術を考えなくてはなりません。
その一つが「ヘアアレンジ教室」であり、8月の企画している「浴衣の集い」です。
人集めもあったりして簡単ではありませんが、店の価値を高めて行く努力を怠らないようにしたいと思っております。

竺仙さんの綿絽浴衣をコーディネート
ここにアップさせていただく綿絽浴衣は初登場かと思うので少しだけ解説を加えたいと思います。
あまり見かけることがないブルーの浴衣地で、模様を白抜きにしているところに品のある大人の味をにじませているいるのではないでしょうか?
その浴衣地にブルーの模様が入った白地の紗織りゆかた帯でコーディネートしたものです。
爽やかさもあり飽きのこない古典柄かと思っています。
これで今日の記事を終わりたいと思います。
明日は京都出張で、多くの仕入れ先が秋冬物の発表となることでしょう。
刺激的な一日になりそうです。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







