七宝柄の地紋のある色無地を蒔糊で描いた椿柄染帯でコーディネート

色無地を椿柄の染帯でコーディネート

午後3時過ぎからお客様の来店が続き、県外から商品の問い合わせが入って来たりしまして、その対応に忙しくしていました。

今日もスタミナを消耗してしまってのんびりしたい心境でいますが、感謝祭の開催日が二日後とあって呑気なことを言っている場合ではありません。

 

 

 

店頭に出した立て看板
店頭に出した立て看板

 

店頭には、今年最後の感謝祭 十五万円以内の着物や帯の会 11月23日▶28日 と書かれた看板が立ち、先月とは違った店作りでお客様をお迎えできればと思うところがあって、その準備に追われていました。

 

今回は着物や帯が感謝価格となり、着物コーナーは税抜き価格で15万円以内の商品で埋め尽くされています。(一部加賀友禅訪問着や京友禅訪問着が20万円の価格で並ぶ)

 

自ら言うのも可笑しな話ですが、クオリティの高い商品が集まっていまして、お稽古着に何か一枚欲しいと思われている方や、きもので遊びたいとお考えの方はリーズナブルな価格でご準備ができるので、お得かと思っています。

 

そこで今日はお稽古着として役立てていただけそうな色無地をコーディネートしてみたのでご覧ください。

 

【地紋のある色無地を椿柄染帯でコーディネート】

 

 

 

色無地を椿柄の染帯でコーディネート
色無地を椿柄の染帯でコーディネート

 

その商品がこちらになります。

何気ない色無地ですが紫地に蒔糊(まきのり)散らしに描かれた椿柄を合せると、言葉にできない品の良さがあって素敵でしょ・・・。

染帯が単色であることが、染め上がりの深みと味を伝えていて、そのことが格調を高めているのかもしれません。

 

 

 

七宝柄の地紋が入った色無地
七宝柄の地紋が入った色無地

色無地は七宝柄の地紋入りで、袷の着物にもなれば裏地を付けずに単衣物として活用していただくこともできる肉厚の生地となっています。

 

かつてある社長さんが、着物の基本が色無地にあると力説されていましたが、確かに帯の合わせ方でフォーマル着にもなれば、カジュアルな着こなしにもなるきものです。

但し、お茶着となれば家紋を入れる方が多く、家紋が入るとカジュアルな着こなしが難しくなるとお考えください。

 

色無地をお母さんの入学式の装いとした場合は、家紋が入っていると格の高い着物となりますが、最近の若いお母さんは家紋に肝心をもつ方が少なく家紋を入れないで着こなす方が少なくありません。

家紋が入っていないと、帯できもの遊びができるかと思いますが、そのさじ加減にセンスが必要となるだけに、着る用途を定めて、帯をコーディネートされておかれると安心です。

 

ちなみに今回の感謝祭では色無地が税込み価格¥143,000となるものが¥77,000となり、染帯は¥165,000の品が¥94,600となります。

 

価値ある娘かと思っているので、興味を持たれる方は連絡ください。

 

このようにして一つ一つ感謝祭に出品する商品をアップさせていただいていますが、おそらく多くの人が、言葉よりも多くの画像を見たいと思っているのではないでしょうか。

 

そのようなご意見をいただくこともありますが、店にある一つ一つの商品が娘だと思っていまして、言葉を添えないとアップすることができないんですね~

 

なので、何かお探しのしながあればお聞かせください。

すぐに対応することができないかもしれませんが、受け取ったボールをお返しできるかと思っています。

 

それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。