三連強の中日となった日曜日。お天気に恵まれたこともあって久し振りにお客様の出入りが多い一日でした。
とはいっても大きな商いができたという訳でもなく、今日は色無地の染め替えの相談や、もらい受けた着物の寸法直し相談であったりしまいしたが、店を頼りにしてお越しになっていただけたことに、感謝しなくてはならないと思っています。
新しい取り組みとして始めた色無地の染替えですが、まずまずのスタートを切ることができて、県外から、付下げの地色を染め替えてみたいとの相談をいただいたり、今日は2件のお客様から色無地の染替えの見積もりを出して欲しい相談をお受けすることができました。
その中にお一人のお客様は、無地の染替えの相談をいただいたのですが、ご本人の身長に対して身丈が短いために、長羽織でのお見積もりになりましたが、どのようなことにも対応できるかと思っているので気軽に相談ください。
さて今月の26日(月)にワークショップとして半衿の取付け講習会を実施致します。
和裁士のお力をお借りして、13時~と15時の2回を予定していまして、参加費は1,000円とさせていただきますい。
だだ今参加者を募集しています。
着物愛好家の中で半衿の取付けが自己流で、半衿にシワが入ることがあったりすとの相談をいただくことがありますが、このような機会に和裁士さんのアドバイスを受けてみるのも悪く無いと思っています。
店とのお付き合いのない方でも参加OKなので是非ご利用ください。
呉服店の立場からすると、「半衿に取付け取付け講習会」や「色無地の染め替え」というのは地味な企画で、直接販売に結びつくものではないが、このようなサービスができるのも地域の呉服店さんの在り方かと考えています。
しかしこのようなサービスを積極的に取り組んでいる先が少ないことを思うと、店作りに対する意欲が低下しているのかもしれませんね。
どの方向を向いても考えさせられることが多くあって、揺るがぬ信念を持っていないと遭難してしまうなので、我が道を行くってかんじかな~
【葵柄の小紋を黒地の彦更紗の帯で組み合わせる】
今日はこちらのコーディネートを紹介させていただきます。
小模様な葵柄が染められた小紋に、紬生地を黒地に染めた中に丸文を赤味のある染料で染めた帯で合わせてみました。
合わせた帯は彦根更紗というもので、彦根藩主井伊家に伝えられてきました更紗柄を復元したと聞いております。
黒地にベンガラ染で染めているのか、模様の色合にとても引かれています。
味わいがあって素敵だと思いません・・・。
【加賀染め足袋「雪兎に鈴」】
このコーディネートに加賀染め足袋の「雪兎と鈴」を加えて、きもの遊びしてみました。
春は目の前まで来ているので、そろそろ春のおしゃれを考えてもいい頃です。
私たちとご一緒に考える機会をいただけたら嬉しく思います。
ではこれにて・・・
お休みなさい。