【店主の呟き】
3日後に当店が主催する「ゆかたパーティー」が金沢国際ホテルにて開かれます。
この会を開く動機となったものは、きものを着る場がないという声が多くのお客様から届いていて、着物を取り扱う店としてはとても心苦しくいまして、着物を着て楽しむ場を設けることができないだろうかと、2017年の12月に、「女たちの忘年会」を金沢国際ホテルで開いたことが最初の始まりでした。
恐る恐る始めた企画でしたが、参加者からはとても好評で、こんなに喜んでいただけるのであれば、定期的に「着物の集い」があってもいいのではないだろうか。
そのような考えから、夏は「ゆかたパーティー」を、冬は「クリスマスパーティー」を開くようになり。現在に至っています。
コロナ禍で2回見送りとなりましたが、開いた回数は今回で10回目となるかと思います。
毎回志向を変えて、非日常的な時間をお客様と共有できればと、音楽コンサートを柱に美味しい料理に舌鼓していただいて、その後にお楽しみ企画を組み込んで親睦を図るようにしていますが、このプランニングが容易ではありません。
着物で楽しんでいただくことを目的としているだけに、会を重なるごとにネタ探しに苦労するところがありましてね~
特に会食後のお楽しみ企画を私達3人で考えているのですが、ハッキリしないところがあっ、昨日まで思い悩んでいました。
【相田みつをさんの言葉に勇気付けられる】
そのときに目に付いたのが、昨日の相田みつをさんの言葉だったのです。
【道】
「吉はじぶんでつくる 道はじぶんでひらく」の言葉に、開き直ることができました。
単に楽しいことをする場でなくていい。
きもの愛好家が集まる場なので、「着物の話を聞く」、「着物の魅力に触れる」、「きものコーディネートを見る」をテーマに新しい扉を開いてみることにしました。
私が仕切ることになりますが、10月の神無月展で取上げてみたいと考えている染織作家・「岡田その子氏」の作品をユニークな形で紹介するコーナーも用意して、参加者に楽しんでいただこうかと考えています。
どのような演出ができるのか、限られた時間で準備をしなくてはなりませんが、ベストを尽くすつもりでいます。
その扉を一つ開けるとしたら、こちらになります。
【岡田その子の染帯で夏のおしゃれ着をコーディネート】
岡田その子さんが染めた音符と楽器柄の夏染帯を黒地の絽小紋に合せたコーディネートになります。
夏のおしゃれ着となるものですが、夢のある模様の帯で他で見かけることのない作品ではないでしょうか?
ここでは夏物に合わせていますが、単衣物にも合せていただける帯かと思ってます。
【音符と楽器柄の夏染帯】
型絵染作家と聞いておりますが、店では過去に何点か岡田その子氏作品を販売していまして、きもの雑誌にも開催されることのある染色作家さんです。
ここまでのことしかお話ができませんが、6日に開かれるゆかたパーティーの場でこの続きを見ていただくことなります。
とにかく新しい扉を開いて、きもの文化を深めていただく機会になればと考えている私です。
明日はパーティーの準備で忙しくなりそうですが頑張ってみます。
なんとか記事をまとめることができまてホッすることができました。
ではこれにて・・・
お休みなさい。