「加賀友禅単衣訪問着」と「先染め牛首紬」に「能登上布」が東京展に並びます

11日(土)・12日(日)の二日間「東京展」始めます

明日、娘と共に東京展の会場となる東京の仕入先の会社に向います。

会社のビルの2階をお借りして、きものや帯を中心にした展示会を開くもので、店から送り出した商品を綺麗に陳列しなければなりません。

 

なので明日は東京での展示会準備の日となります。

 

地元のお客様にはご迷惑をお掛けしますが、明日10日(金)~11日(日)までの3日間を臨時休業とさせてください。

12日(月)より通常営業となるので、宜しくお願いします。

 

 

【東京展のポスター】

 

 

11日(土)・12日(日)の二日間「東京展」始めます
11日(土)・12日(日)の二日間「東京展」始めます

 

明日の夕方までに、会場となる入り口に「お久しぶりです東京展」の手描きのポスターが張り出されると思いますが、このブログをご覧になっている方で時間が取れたら覗いてみてください。

強引な接客をすることはないので、愉しんでいただけるかと思っています。

 

商品はいつも私の店が採り上げているきものや帯がメインになるので、過去にアップさせていただいた画像の中で気になる商品があるようでしたらお聞かせください。

 

それとは別に、石川県がきもの産地となる「加賀友禅」、「牛首紬」、「能登上布」を 地元の強みを活かした価格で紹介させていただきたいと考えています。

 

 

【加賀友禅単衣訪問着】

 

 

 

加賀友禅単衣訪問着
加賀友禅単衣訪問着

 

この画像は単衣用のシャリ感のある生地を用いて加賀友禅作家さんが描いた単衣訪問着となります。

ちょうど今の季節にお召いただけるきもので、パーティーの席やお茶席などの場で着こなしていただけたら素敵だと思うな~

 

 

【先染め牛首紬】

 

 

 

先染めの牛首紬
先染めの牛首紬

 

この画像は店の同じ石川県白山市で作られている「牛首紬」で糸を先に染めてから織り上げた縞柄の紬になります。

牛首紬には先染めの織物の紬と、牛首紬の白生地に染めを加えた後染めの牛首紬とがあり、近年が後染めをした小紋柄や無地暈かしの牛首紬が多く世に出されているのではないでしょうか。

 

今回は夏牛首紬も出品させていただきますので、タイムリーな品揃えになるかと思っています。

 

能登上布は「加賀友禅」や「牛首紬」ほど、商品を集められなくて、能登半島地震の影響から、需要に対して生産が追いついていない感じがして、少し残念に思うところがあります。

 

とにかく、当店のカラーを全面に押しだした展示会になっているかと思いますが、それでも

「会場に行ってみないと、どんな商品が揃っているのか分からない」ということがあってはならないと思って、4月の卯月展の会が終ってからは、東京展の「見える化」を図りたくて、高島クレープの長襦袢スリップや和装小物も含めてブログ記事に商品情報を載せたつもりでいますが、それはほんの一部でしかなくて、東京展に集まられた商品はどれも当店が自信を持ってお勧めできる商品だと思ってください。

 

11日からの「東京展」の話はここまでとして、話題を替えてみましょう。

 

この仕事は、“どれだけの人に注目していただけるか?”という人気商売とも言える部分があります。

だから、格好良く見せなくてはならないし、人気商品であることをオーバーに表現することも重要となります。

 

世界中の人がSNSを自由に使いこなす社会となっているだけに、見せ方や表現の仕方がオーバーアクションになっていくことは仕方のないことで、どう見てもらえるかが情報を出し側としては無視できない現実です。

 

私はそのことを長年続けて来た訳ですが、いつの間にか人気取りの情報となってしまっていて、「真実は何処にあるの?」みたいなことを考えることが少なくありません。

 

人気取り情報となることを気にしないで、良くも悪くも素顔の自分を表に出せる人間になりたいです。

 

「どう見られたいか」ではなくて、「好きなように解釈してください」という自分らしさをもっと大切にしたい。

そんなことを考える年齢になりましたが、今回の東京展では素直に思っていることを話せる接客が出来ればと思っています。

 

どうなることでしょう。

 

明日から3日間スマホでの投稿となりそうですが、上手く出来るかが心配です。

情報が出なかったらトラブルが起きたと思ってください。

 

それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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