一週間後の21日(木)は「秋の東京展」の開催前日の日で,送った荷物を広げて会場作りに汗を流しているかと思いますが、その店から送る商品や備品等の荷物作りが始りました。
随分早いかと思われるかもしれませんが、荷物の発送は19日(火)となっていまして、段ボール箱が足りなければ調達しなければなりませんし、なによりも店の商品をまとめて送るということに慣れていないために、ゆとりを持って準備が出来ればと考えてのことです。
その間、来店されてお客様にご迷惑をお掛けすることとなりますが、店は21日(木)~24日(日)まで臨時休業とさせていただきます。
今回の秋の東京展では「永治屋清左衛門の着物や帯」も少し出品させていただきます。
永治屋清左衛門というブランドは230年前の江戸後期に生糸問屋として創業された店主のお名前と聞いております。
その商品は絹糸にこだわった糸で織った着物や帯で、長い歴史の中で独自のブランドを創り上げたオンリーワンの商品となります。
過去に卯月の会で取り上げさせていただきましたが、とても評判が良いこともありまして秋の東京展にて紹介出来ればと思っている次第です。
【永治屋清左衛門の訪問着をコーディネート】
その一つが大人ピンク色した紐柄の訪問着をコーディネートたこちらの画像です。
【永治屋清左衛門訪問着・雑誌掲載柄】
以前きもの雑誌に色違うが掲載されてまして、西陣織の帯の織り方にある「唐織」を訪問着の模様に取り入れて紐模様を描きだいた織物の着物になります。
この画像は上前の部分になりますが、紐の模様は描いたものではなくて、織って模様を浮かび上がらせていているところが永治屋清左衛門の着物で、それがフォーマルの着物となっているところが珍しいと云えます。
季節感を問わない着物ですが、春先にお召いただけたら綺麗な着こなしとなるのではないかな~
【永治屋清左衛門の袋帯/南洋華葉文】
訪問着に合わせた袋帯も永治屋清左衛門のブランドで模様は「南洋華葉文」となります。
これらの映像からどのような着物や帯なのか判断がしにくいかと思いますが、秋の東京展に出品させていただきますので宜しければ覗いて見てください。
話題は替わります。
歳を重ねて田舎者の私が東京という大都会で着物の展示会を開こうとしていています。
それもお客様の当てがあって開く会ではなくて、新規のきもの愛好家との出会いを求めてSNSで出呼び掛けをして開く会です。
とても不安でなりませんが、これまでと変らないやり方をしていてはジリ貧になっていくことは同業者の話からも感じるところがあって、新しい道を探るべくチャレンジさせていただいた次第です。
私たちにその力があるのかまったく分かりませんが、熱い志をを持って、これまで学んできたことがどこまで通用するのかを確かめたいと思っています。
娘と地元牛首紬の担当者と私の3人で東京に向いますので、お時間が許すようであれば遊びにいらしてみてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。