今日のブログ記事を書いている途中で記事を全部消してしまって心が折れました。
この店のとって大事な記事だったもので、もう一度書いてみることに・・・。
無駄な時間を使っていることに呆れていますが、この要領の悪さが自分なんですね~
【店頭に永治屋清左衛門展の看板が立つ】

展示会を3日後の控えて、店頭に「永治屋清左衛門展」の看板が立ちました。
この店を知らない人は何の展示会なのかまったく分からないと思います。
なので繰り返しになりますが、どのような展示会なのかを書いてみました。
【永治屋清左衛門展の開催】
卯月の会 ⇒ 4月24日(木)~27日(日):当店特設会場
東京展 ⇒5月16日(金)・17日(土):日本橋 一文(株)東京支店2階
永治屋清左衛門とは商品のブランド名で、その商品を特集させていただきます。その商品の魅力は大きく分けて二つ。
1) 絹糸へのこだわり
着物や帯の素材となる絹糸に厳正な検査の元でランク付けがされていまして、欠点が少ない順に「6A」「5A」 「4A」「3A」「2A」「A」6段階に分けられます。永治屋清左衛門の商品は僅か5%としかないと云われている「6A」の世界が認める世界最高峰の絹糸から作られています。
フランスの高級ブランド「エルメス」のスカーフと同じ絹糸を使っているとのことです。
2) 230年余りの老舗ブランドとなる永治屋さんの織り技が素晴らしい
織物の着物と言えば紬かお召になりますが、その領域を越えた技を持っていて、織物で作った黒留袖や振袖、訪問着などのフォーマル着も織っていて、その手触りがしなやかで、染物の着物と見分けが付かないクオリティの高さに驚かされます。
その織元さんと直接お取引をさせていただいているという店の強みもありますが、見かけることが少ない商品が当店で特集されることです。
■見どころ
・平安時代の十二単を文化庁から依頼を受けて七代目永治屋清左衛門さんが復元した表着を特別展示させていただきます。源氏物語絵巻「宿木」で『六の君』が着用したものとのことです。
・当店が創業40周年でもあることから、その節目の年に何かできないかと永治屋さんに相談したところ、加賀百万石の前田家ゆかりの着物を作ってみてはどうかと提案をいただきまして、永治屋さんのお力を借りて創らせていただきました。
展示会の前日に織り上がってくるので、その石川県の着物を発表させていただきます。
・単衣時期が長くなっていることから、永治屋清左衛門の単衣物の品揃えにもこだわってみました。
■お楽しみ企画を用意しました
♥ 清左衛門の着物や帯地からご自身で帯留めを作っていただく企画を用意しました。所用時間は10分から15分くらいで作れるものですが、お客様が重なった場合はご予約いただいている方を優先させていただきます。
その料金は税込み2千円となります。
♥「6A」の最高峰の絹糸から織った白の小袖柄の地紋半衿を4柄用意しました。
ご来店をいただいたお客様の特典として2万円近くする半衿を一枚4,400円(税込み)で販売させていただきます。
その半衿にご自身のお名前を”ひらがな”で入れて新しく誂えることができるので、期間中に受付させていただきまます。
■今回の企画は東京展でも同じ感じで行いたいと考えております
毎日お客様が来ていただけるのかを心配していまして、今日できること、今できることに一生懸命になっています。
とにかく展示会の”見える化”が必要だと思っていて、分かりやすく説明を加えたつもりですが、分かりにくい点がありましたら気軽にお尋ねください。
【永治屋清左衛門の紋紗の着物を夏帯でコーディネート】

ソテツ模様のグリーンの紋紗を永治屋さんの夏名古屋帯で夏の装いをコーディネート。
【永治屋清左衛門のすすきに蝶の夏名古屋帯】

合せた白地の帯はすすきに蝶の模様になります。
夏物の西陣織の名古屋帯が少なくなっていて珍しい商品と言えるのかもしれません。
単衣時期から締めていただける帯です。
【芭蕉布を紋織りにた黒地の紋紗の羽織地】

そしてこちらは芭蕉の葉が地紋となった黒地の羽織りものです。
今の時期から単衣の長場織りとしてお召いただけるもので、電車などを活用される地域の方には必需品と言えるのではないでしょうか。
暑さ対策として提案させていただきます。
まとまりのない記事となってしまいましたが、今日はこれで終らせていただきます。
とば
ではこれにて・・・
お休みなさい。