明日から8月になることから店内の模様替え。
展示会の後始末と同時進行で商品を持って店内を行ったり来たり。こんなことが連日続いていることから気持ちがだらけてしまって集中力を失っております。
そんな自分に言い聞かせるかのように、
「皆コロナでひどい思いをしているのだから、やり方次第で抜きに出ることができるチャンスかもしてない。
8月は来客が少ないとか、商いがしにくい月だとか言っていないで何か販促を考えろ!」
緩みかけた心に喝を入れながら幾つか思い浮かんだ新しい店作りを形にしていて一日でした。
そのひとつが「長襦袢特集」です。
店では長襦袢は年中店の奥にしまっていまして、お客様からご相談をいただいたときだけ奥から長襦袢を出してきてご紹介をするちう淡白な扱い方をしています。
なので店内の一角に長襦袢を並べてみることにしてみました。
店からの提案は、フォーマル用とカジュアル用の長襦袢の違いをご紹介させていただくことと、長襦袢も季節によって使い分けが必要で、盛夏用、単衣用、そして袷の着物に合わせる長襦袢と3種類が必要であることをお伝えさせていただくことです。
要は長襦袢にもいろんな樹類があることをご理解していただく場にしたいと考えています。
期間は8月25日ごとまでを考えていて、その期間中に正絹長襦袢をお求めいただけると、お仕立て代を半額にさせていただきたいと思っています。
ちなみに長襦袢を仕立てる場合は幾つかの付属品がないと仕立て上げることができません。
長襦袢の襟にする「衿芯」、長襦袢の背縫いに添えるシルクの「セブセ」、長襦袢の衿抜きができて、長襦袢が着崩れしないようにすつために衿の背中部分に取りつける「えり抜き」というもの。
そして長襦袢には半衿が付いていなければ着物が着れませんので、半衿も取り付けて納品させていただいています。
お仕立て代にはこれらの付属品も入っておりまして、お客様からは税別で14,000円でお仕立てをさせていただいています。
ですので、8月中に長襦袢をお見分けいただくと、付属品を入れた仕立て代は、14000円が➡半額よなり¥7000円になるというものです。(化繊の長襦袢は対象外になります)
たかが長襦袢、されど長襦袢という提案ができればと考えていますので、手触りなど味わっていただいて、素材や織り方、模様の付け方や色合いなども確かめていただけたらと思っております。
今日はその準備もしていました。
そして話題は替わりますが、コロナ感染拡大でマスクが不足していた時期がありましたが、今はいろんなところからマスクが売りに出されていましてマスクが足りないということはなくなった感じがします。
それでも店のオリジナル品として市場に出しているマスクは今も健在で、新しい生地から作られたマスクを先生が持って来てくださったので、久しぶりにアップさせていただきました。
今回はベーシックな色合いのものが多く、殿方におススメできればと持っているところです。
これまでに一千枚近く販売しているのではないかと思っていますが、店の手作りマスクをご愛用してくださっているお客様から、店で誂えた加賀染浴衣の残布からマスクを作って欲しいとの依頼を受けましてね~
それがことらの水色に蝶の柄をあしらった綿絽の生地で、加賀小紋の第一人者でもある「坂口幸市氏」が染めた浴衣です。
ステキな色合いと柄でしょう・・・
オンリーワンのマスクを作らせていただきたいと思っていますが、このようなご注文も受けることができるので、今日の記事に採り上げてみました。
是非参考にされてみて下さい。
ということで7月最後の記事をこれで終わらせていただきます。
これにて・・・
お休みなさい。