成果を上げたいと思ったら、成果を上げたいと考えていることに対しての準備や根回しができていないと、結果は推して知るべし。
それが販促としたなら、前に進みたいと思っているエンジンに絶え間なく油を注がなくてはんりません。
一つのことが終わったら、次に新しいことに目を向ける。
それが私の役割。
そのパワーを仕入れ先やお客様からいただくこともあるが、自ら奮い立たせることの方が多い。
四六時中「どうしたらいい?」そんなことを呟きながらいるが、毎年、同じ月に同じことをしているが、そこに店の成長があるのかと考えてしまう。
どうしてそのようなことを思うかというと、興味を持って店に来ていただくことが、年々難しくなっているからだ。
生活必需品を売る店とはいいにくく、感性や豊かさを伝えていく店だとしたら核となる商品やサービスを前面に押し出す必要性があるのだろう。
分かっていても「お客様というフイルター」を通して視ると自己満足で終わっている気がして、何も変わっていないことに脱力感を感じてしまう。
どうしたらいいのだろう・・・
考えろ!考えろ!
お客様が少ないと余計なことを考えてしまうが、もっともっと楽しいと思える店を作ってみたいです。
そして笑が溢れる関係性が積み上げていけたら、どんないに素敵なことか・・・
満たされない心に夢を呑み込んで事を収めることと致します。
ところで今年は雪が降りませんし、雨やみぞれも少なくて外出しやすい冬と言えます。
こんな冬は初めてのことで、着物愛好家にとっては着物が着易い環境になっているといえるのではないでしょうか?
そこで問いかけたい!
皆さんは長羽織というものをお持ちでいらっしゃいますか?
昭和生まれの方であればタンスの中に赤っぽい羽織は入っていると思いますが、羽織丈も短くてバランスが取れなくなっているのではないでしょうか?
この画像は中高年層向けの長羽織をコーディネートしたものですが、寒い冬に深い色合いの羽織が似合うと思われませんか。
色に厚みがあって、着姿をガードしてくれている感覚があるからです。
私が長羽織をお持ちになるといいと思える理由は以下のことがあります。
◆コートは目的の地に付いたら脱がなくてはなりませんが、羽織は室内であっても羽織っていられます。
例えば美術館に行ったとしたなら、コートを脱いで持ち歩かなくてはなりませんが、羽織は室外も室内も羽織ったままで鑑賞できます。
なので寒さの厳しい時期は保温力もありますしね~
◆帯結びに自信がない方や、半幅帯で装いをまとめることもできるので、帯に対して神経質にならないで着こなしができます。
◆着姿の線が綺麗に出るのではないでしょうか?
羽織は締め付ける個所がどこにもなくて、羽織衿はどんな時もまっすぐ下がります。それが正面だとしたら、その反対側の背中は羽織丈が長い分、肩幅を軸に逆三角形なり綺麗な着姿を作り出します。
そして歩くと衿先が膝に当たって揺れますが、その はんなり感がとても魅力的で着物通に見えるんですね~
以上のことから長羽織を一枚くらい持っていたいものです。
おしゃれ感の幅が広がって、新しい発見を見つけ出さることでしょう。