コロナ感染の影響を受けてお客様の購買意欲が失われていて、この難局をどう乗り切れないのかと試行錯誤する日々が続いております。
元に戻らない経済状況はあらゆる業種に現れているのではないでしょうか。
これまでと同じことをしていては通用しない社会になっていまして、消費刺激策として新たな取り組み望まれているのでしょう。
出口に見えない迷路に入り込んでいて経営者の器量が試されていると言えるのかもしれません。
頭では理解できていても優れた能力を持ち合わせていない私は、できるだけマイナス要因となる出来事は忘れるようにして、素敵な出来事を見つけ出すように心がけるようにしています。
そんな心構えでいると心が通じ合うお客様との出会いが必ずあるものです。
店の開店準備をしていた時のことです。
懐かしい客様から一本の電話が入りまして、用件をお聞きすると、会社でロゴを入れた浴衣を揃えたいと考えていて、ある業者に依頼したのだが、どれだけ立っても見積もりが上がってこないもので、ふくしまさんに相談できないかと思って電話をしたというのです。
その方とは数年前に営業で店にお越しになられた女性で、その出会いから紬の着物をお求めいただいたのが初めてのお取引でした。
私の店をとても気に入っていただいて、その後、幾つかの着物をご用意してくださいました。
そのような関係性が数年続いたてのですが、転勤でこの地域から離れることになり、縁遠くなっていた時の電話だったのです。
週末に店にお越しいただけることになりましたが、用意したい枚数が130枚と聞いてビックリ。
どうなるか分かりませんが、お声を掛けて下さったことに感謝したいです。
今回のコロナ下の中で、どう舵取りを取ったらいいのか思案する日が続いていますが、私はこのように思っています。
ひとつの出会いが素敵な出会いになるように心を尽くすことではないかと考えています。
結果を急いではならないし我慢も必要ではないでしょうか。
甘くない社会であることを承知しながらも、お客様を信じる事だと思っています。
話題は替わりますが、今月の23日から店内で決算を前にした「涙市」を開催致します。
会の目的は在庫を少なくして売り上げを確保する事。
只今その案内に回っているところですは、この会においてブランド浴衣を最大で80%割引致します。
こちらのゆかた地もその対象品となるもので、誰もが知っている有名なブランド品です。
店の個性が発揮できればと数年前に仕入れた浴衣ですが、お嫁入りの機会を逃しているゆかたでのあります。
今回の涙市ではこのブランド品を80%割引させていただきます。
好みもあるでしょうが、人と変わったゆかたを着てみたいと考えていらっしゃる方にはお買い得な品かと思っています。
どうか参考にされてみて下さい。
今晩は浴衣の無料着付け教室が開かれていまして、投稿が遅くなってしまいました。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。