自宅からスキップして行ける距離にクリーニング屋さんの取次店がありまして、長年に渡ってカッターシャツやスーツのクリーニングをお願いしているのですが、今朝カッターシャツを持ち込むと、今月いっぱいで閉店するとの知らせを聞かされて驚きもありましたし寂しさを覚えるものがありました。
40年間続けてこられたとことで、経営者の高齢化にクリーニングを出される人が少なくなっていることが廃業の要因にあるようですが、ご主人が漏らした「時代が変わってしまった」の一言に、廃業されるか方の決め台詞は誰もが同じなんだと感じさせられました。
コロナの影響が背景にあるのかは定かではありませんが、続けることへの気力を失ってしまったことだけは確かで、私の仕事である和装業界の中でも、「時代が変わってしまった」と口説く経営者が少なくなく、戦うフィールドから姿を消して行った人がどれだけいたことか・・・
儚さを感じづにはいられません。

店のウインドー
このコロナ下の中でモチバーションを高く持って仕事と向き合って行くことの難しさを感じていますが、経営をする者にとって、社会に役立つ仕事をしているという誇りみたいなものを何処かに持っていないと、厳しい経済の雨風に耐えたれないのではないでしょうか?
一方で高齢化への壁があることも確かで、現役を去らなくてはならないゴールがあるとしたら、お客様から愛される仕事をしていくことって経営の美学ではないかと思っています。
そんな折、以前お世話になっていたお客様を交えて気の合う仲間(お客様)3人とお昼のランチを食べに行く約束をしていましてね~

お客様と訪れてお蕎麦屋さん
雨が降る中、白山麓のお蕎麦屋さんに言って来ました。
私が誘ったのですが、今年はコロナ騒動でお客様と花見もできず、8月に企画していた浴衣パーティーも見送りにしたこともあって、お客様との遊びのコミュニケーションが全く取ることができずにいまして、飾りっ気のないランチ会をしたかったんですね~

お客様とランチ
その目的は何を食べたかではなくて、これまで溜まっていたストレスを発散する場になっていて、偶然にもランチを共にした4人は血液型がO型で話が盛り上がりましてね~
笑いが絶えることがなくて、この安らぎは何なのかと思えるものがあり、つかの間の時間を過ごすことになったのです。
信頼で繋がるお客様との輪。
忘れていた感触がありまして、素敵な時間をいただいた気がしました。
こうしてお客様から元気をいただくことができて、感謝したいです。
取り止めのない記事になってしまいましたが、このような機会をもっと増やせたら、もっともっと元気が出るのではないかと思った一日でした。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







