楽器柄の小紋と黒地のぶどう柄染帯で秋を演出・そしてオリンピック開会式を見て呟く店主

秋の装い 着物の着こなし/コーディネート

昨夜の東京オリンピック開会式をテレビで見ていました。

無観客の中、各国の選手団がマスクをして登場するのを見るのは初めてで、これが東京でのことだと思うと不思議な感情が湧いてまいります。

 

57年ぶりの日本でのオリンピック開催と聞いているが、私が生きている間に国内で見れるオリンピックはこれが最後かもしれない。

ノーマスクでもっともっと華やかで歓声が沸く開会式が見たかったな~

でも、コロナ禍で感染者が増え続ける中、オリンピック開催まで漕ぎ着けた大会関係者の努力は想像を超えるものがあったに違いない。

こうして世界の人たちが開会式の映像を見ていると思うと、国立競技場から地球上の人類が国境を越えてスポーツを競うという目的で手を繋いでいる。

みんな争いのない世界であることを願っているのだろう。

 

後にも先にもない、人類の心に残るオリンピックであってほしいと願いたいし、コロナ感染にも気を付けて祖国のために頑張ってほしいです。

 

そんなことを思ってテレビを見ていたら心が熱くなってしまいました。

 

これから毎日、競技の話題とコロナ感染者の深刻な話題が一緒になって報道されるのでしょうが、私たち一人一人がコロナ感染に注意を払うことが、アスリートや大会関係者の努力に報いることではないだろうか?

今回のオリンピックをテレビから応援させていただきたいと思っています。

 

アスリートの皆さん、頑張ってくださいね。

 

店は涙市を今も開催中で、今日で9日目となりまさいた。

明日25日が最終日となりますが、今日は最もお客様が少なかった日ではないかな~

 

予感が当たってしまいましたが、それでも毎日着物や帯がお嫁入りしていることを思えば、幸せ者なのかもしれませんね。

欲を言えば、もう少し買い物単価が上がってくれると嬉しいだが・・・

 

コロナ禍だけに仕方ありません。

ワクチン接種が進めば、状況が変わってくると踏んでいますが、今日はこの秋から冬にかけて楽しんでいただける着物コーディネートを紹介させていただきましょう。

 

 

 

秋の装い

秋の装い

 

コーディネートを組み立てたのは、ベージュ地の楽器柄の小紋に黒地のブドウ柄の染帯で秋のおしゃれを演出してみました。

秋は文化の季節でもあるので、楽器柄の着物って着ているだけでワクワクしたりしませんか?

 

今日も楽器柄の夏帯を選んでくださったお客様がいらっしゃいましたが、その方は夏場のコンサートに音楽関係の着物や帯がないために一つ用意したいと言って選んでくださいましたが、習い事の発表会やらいライブコンサートなどに楽器柄の着物で参加出来たら格好いいと思いません。

 

着物の地色が淡いもので、装いに軸を入れる感じで黒地の染帯を持ってきました。

 

柄の着物に柄の帯だと、しつこい気がしますが、着物と帯の色のメリハリがとっても効果的に表現されていて、着物通の着こなしになって見えませんか?

とても素敵です。

 

 

 

楽器柄の小紋

楽器柄の小紋

 

帯が力強くて、小紋柄はわき役となっていますが、いろんな楽器が散りばめてあって、音楽好きな方にお勧めさせていただきたいです。

 

明日まで涙市に出品中なので、興味をお持ちでしたら覗いてみてください。

 

ところで長丁場の涙市も明日で閉会となります。

暑さで秋冬物の動きがとてむ鈍くて苦労していますが、夏場だから秋物がお安く手にできるので、着物の準備をお考えの方は今がチャンスといえるかもしれません。

 

残り一日となってしまったので、参考にされてください。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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