【店主の呟き】
気候が安定しているのか今月は秋晴れの日が続いていて久しぶりの雨でした。
しかしその雨もしばらく降っただけで、予報ではもうしばらく秋晴れの日が続くみたいです。
生活がしやすくていいことなんですが、何故か今月に入って来客数が伸びずにいて、考えさせられるところがあります。
七五三の要件で店を尋ねてくれる人もここまで来ると少なくなっていて、店としては年末商戦に向けて何が出来るのかを無い知恵を絞って考えているところです。
年末商戦で外せないのがクリスマス商戦かと思っていまして、スポットを当てたいと考えているのが、「きもので迎えるクリスマス!」です。
きもので新しい文化を生み出せないかと、クリスマスときものを結ぶ付けた着こなしの提案をいろいろ考えているところです。
【クリスマスきものコーディネート】
クリスマスコーディネートを考えたときに、サンタやトナカイの模様でストレートな着こなしで楽しまれるのもアリですが、ある程度の年齢になるとズバリの着こなしよりも、クリスマスを匂わす着こなしの方がオシャレに思えたりしませんか?
経験を積んだ大人の遊び心が魅力的に思えてなりません。

クリスマスコーディネート
例えばこちらのコーディネートですが、メチャクチャお洒落だと思いません・・・。
格子柄の小紋に合せたた帯が西洋の模様なんですが、模様と色の組み合わせが素敵でしょう。

天使と葡萄の染帯
帯は紬生地にグリーンをベースに染めたもので、お太鼓柄が「天使に葡萄」となっているので、クリスマスシーズンに締めていただけたらクリスマスの着こなしになるのではないかな~
カジュアルな雰囲気で、お友達との会食やワインパーティなどの席で着こなしていただけたら誰もが注目されるに違いありません。
それがクリスマスと重なれば、その魅力は見る人の心を動かすことでしょう。
「なんてステキなの・・・!」
「クリスマスカラーのグリーンに天使と葡萄か・・・」
「きものがクリスマスに輝くとは驚きだわ・・・」
などなど、きものの魅力を伝えきれたら「和のクリスマス」が定着するのではないでしょうか。

お洒落な着物コーディネート
帯〆帯揚げの色を入れてコーディネートを仕上げてみましたが、クリスマスに着こなす装いをこの店から発信できたらと思うところがあり、和装小物なども含めてクリスマスを意識してみたいと考えています。
何かクリスマスに関連した品を着こなしの中に取り入れて、クリスマスがイメージ出来るよう、いろんな角度から想像力を広げてみたいと思っているので楽しみにしていて下さい。
そう、その想いを腺末商戦に盛り込んで頑張ってみるつもりでいるので、私にパワーを分けて下さい。
よろしくお願いいたします。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







