【店主の呟き】
2022年のゴールまで後わずかとなり、今日も1月4日からの初売りに向けて、店内の模様替えに明け暮れる一日となりました。
初売りといっても多くのお客様がお越しになられる訳ではありませんが、新しいお客様との出会いが望めるだけに、気持ちのいい店に仕上げなくてはなりません。
娘たちが綺麗に見えるよう、適度な空間を取りながらディスプレーをさせていただいていますが、閉店間際に新しく出会いをいだいたお客様がお越しになられていて、そのお客様がディスプレーしいる帯がどれも魅力的だと褒めてくださいましてね~
いろんな店を見て歩いているお客様のようで、商品を見つめては何度も何度も繰り返しおっしゃるもので、とても嬉しく思った次第です。
お取引の浅いお客様で、帯留めと風呂敷足袋をオーダーメイドで作らせていただくこととなりましたが、この方のように、初めてお越しになったお客様がリピーターとなることが多くあり、店内の雰囲気作りとこだわりのある商品がきもの愛好家の心を動かしているのかもしれません。
このことからも、新しいお客様との出会いは突然やって来ます。
だから気持ちのいい店を作り上げることが、リピーターとなる要因の一つとなることを言い聞かせ、模様替えに美学を持って向き合っている私です。

その商品ディスプレーの一つに、お正月コーディネートを作らせていただきました。
初詣でとか新年会の着こなしとなるものですが、グリーン地の雪の結晶柄小紋に令和5年の干支となる兎柄の刺繍帯で組み合わせて、足元を新しく入荷した防寒草履と雪だるまの刺繍帯でお洒落を演出したものです。
ここまで冬のお洒落ができたら格好いいと思いません。
自己満足と言われそうですが、お洒落って自己満毒の塊ではないでしょうか?
いろんな見方ができますが、この装いで初詣でに行ったら、その姿を見た人は心の中で「ステキ!」と呟くことでしょう。
何故か今日はとってもお腹が空いていて、早く自宅に戻って夕飯を食べたいです。
なので今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







