今日は昨日よりもお客様が少なくて、なかなかエンジンがかかりません。
そんなとき、モチベーションを高くして仕事に臨むことへの難しさを感じます。
昨日は店を午後6時で閉めて、義理の兄の家で孫達とバーベキューをしましたが、孫がとても元気がよくて、パワーを分けてもらえました。
【孫と一足早い花火】
その夜の最後の〆は「花火」
お子さま用の可愛い花火で、季節外れの花火に思えたけれども、孫達にはそんなことはどうでもよくて盛り上がっていた気がしました。
自宅と店を往復する変化のない日が続いているだけに、こんな些細なことでも気分転換になって良かったと思っています。
次に皆が集まるのはお盆になるのだろうか。
話題を店のことに戻しましょう。
ここのところ暑くなったり肌寒くなったりの天気で、着るものに気を遣いますが、きもので外出しようと思ったら、洋服以上にきもの選びも難しくなるかと思えます。
【草木染めの紬に鳩の帯を合わせてお洒落を愉しむ】
こちらの着物コーディネートは以前にも紹介させていただいたことのある浅野雪子氏が草木染め手織りで織った紬のきものを、ハーブをくわえた白地の鳩の帯で組み合わせたもので、とてもお洒落な装いかと思っています。
仮にこちらの組み合わせで外出しようと思ったら羽織かコートが要りますが、温暖化といわれる時代になっていて、花見時期頃から夏に向かいって行く中で、単衣の長羽織があったらお洒落だと思いません。
特に人口に多い都会は、車の移動よりも電車が便利とあって、和装の着こなしに、羽織が欠かせなくなっているのではないないでしょうか?
そのことを想定して、種類の違う二種類の紋紗の生地を、今ほど合わせたきものコーディネートの上から重ねてみました。
【二種類の紋紗長羽織を合わせる】
左が黒地の紋紗で芭蕉の葉を浮かび上がらせた単衣長羽織となるもので、右は、ピンクとブルーの暈かしが入った小紋柄の紋紗長羽織となるものです。
長羽織として仕立てたことを想定して、帯のお太鼓部分を長羽織として重ねたらどう見えるかを映してみました。
黒地の紋紗の方が鳩の輪郭がクリアーに見えて、それがおしゃれな感じに見えるのか、そうで無いのかは人によって分かれるところかと思いますが、少なくても見た目の涼しさは黒地の方かと思います。
それそれに長羽織をした感じの後ろ姿を撮ってみました。
【黒地に芭蕉布の葉を浮かび上がらせた長羽織】
黒地に芭蕉布の葉を浮かび上がらせた方は、透明感がお洒落だと思いませんか。
一方で小紋柄の地紋が入った方は、黒地ほど透けていなくて、一般的な単衣羽織と言えるのかもしれません。
いずれにしても、4月中旬頃から10月いっぱいまで単衣羽織があると便利かと思えるので、お勧めさせていただきたいです。
上手くプレゼンが出来ませんでしたが、参考になれば嬉しく思います。
そして明日は京都へと向います。
各社秋物の発表となるのでしょうが、夏物の品揃えが十分でないために、注意深く夏物にもアンテナを上げて見て歩くことが出来ればと思っているところです。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい、