お天気が安定していたこともあるのか久しぶりに来客の多い一日でした。
この先にも寒波が押し寄せることを聞かされると、春が遠いことを思わずにはいられませんが、徐々に冬眠から覚めて穏やかさを取り戻し始めている感じがします。
春の訪れを待ちこがれている私の心は春になっていて、今日はおしゃれな春の着こなしを提案してみましょう。
こちらのコーディネートは水色系の江戸小紋に、春風が吹いているかのように見える流線形の幾何学柄の塩瀬帯を合わせたものです。
なにげない取り合わせのコーディネートかと考えていますが、大人のセンスが詰まっているんですね~
特に注目していただきたいのは江戸小紋の模様で、桜の花びらが散りばめてあることです。
着物から少し離れると江戸小紋であることが分かっても、花びらの柄だとは気が付かないのではないでしょうか?
その点が面白いところで、近づくと初めて花びらの柄であることが分かり、春を感じ取っていただけるのではないでしょうか?
春の花と、そこを通り抜ける風のようなイメージを演出したものです。
優しさもあって、おしゃれな着こなし方でしょ・・・
とても気に入っております。
他にもこのような合わせ方も優しさがあっていいでしょう。
シンプルな着こなし方で、江戸小紋だから帯の表情も豊かになるのでしょう。
江戸小紋の桜柄に惚れ込んで少し遊んでしまいましたが、帯の合わせ方で装いの表情を替える一品だと思えるものがあり、ここに紹介させていただきました。
どうか参考にされてみてください。
昨夜は戻るのは遅かったこともあり、今日は早く帰らせていただくことにしました。
では、これにて・・・
お休みなさい。