展示会の後始末が終えたので、次は今週日曜日の夕方から開く「浴衣でお食事会」の準備に入らなくてはなりません。
今回も金沢国際ホテルさんにお世話になりますが、この着物の集いは、「着物があっても着て行くところがない!」という声を聞くことが少なくなくて、店がそのような場を作ることができたんなら、キッと喜んでいただけるに違いない。
そのような動機から2017年の冬に「女たちの忘年会」を金沢国際ホテルにて開いたことが切っ掛けとなり、夏は浴衣か夏着物で音楽コンサートとお食事会、冬も着物でライブコンサート付のクリスマスパティーを開催すつようになり、コロナ禍で開催を見送ったこともありましたが、その流れを受けてこの夏も開催させていただく運びとなりました。
今回は趣向を変えて、金沢国際ホテルの8階にある和食レストランを貸し切って集うライブコンサートとお食事会でもあって参加者を増やしたかったのですが、総勢24名で開くお食事会となりそうです。
お昼の時間帯が使えるとのことで、その段取りで事を進めていたところ、ホテルさんの手違いでその時間帯が使えないことが分かり、夜の時間帯へと変更させていただいた次第です。
そのような流れを受けて「浴衣でお食事会」」を開かさせいただく訳ですが、数年前から新しい着物のプレゼンや、染色関係に作家さんにもお越し頂いて「きもの文化を伝える」というコーナーを設けたりもしていますが、会場が変ったことで、今回は私が着物のプレゼンをさせていただくこととなりましてね~
決算前の涙市の後始末も終り、当日のプレゼンをイメージしたくて商品をピックアップして仮の姿を作ってみると、レストラン内の何処に陳列したらいいのかがイメージできなくて、また、ホテルが高台に立っていることから見晴らしはいいものの、四角い和食レストランの三面がガラス張りなるので、天気や時間帯によって着物の色に見え方が変ります。
この場に及んで、そんなことを言っている自分が情けなくて、同じ時間帯にそのレストランで体感するしかないと思って、閉店を一時間早めて、国際ホテル8階の和食レストランで夕食を頂くこととしました。
【お一人様の夕食】
急に思いついたことなので、一人でホテルに向かい一人ぼっちの食事となりましたが、6時過ぎの時間帯はしっかり太陽が出ていて、レストラン内に光が射し込んでましてね~
それと参加者の目に届く場所に着物を陳列してプレゼンをしようとした場合、どうしたらいいのか?
食事をしながらいろいろ考えてしまって・・・。
【金沢国際ホテル8階のレストランから見える夕日】
そのようなことをアレコレ考えていると、午後7時頃に夕日が沈み始めましてね~
外が晴れていてば、この夕日を見ることができます。
実に魅力的な眺めです。
言ってみれば絶好のシャッターチャンスでもあり、このタイミングを有効に活かせないだろうか・・・
一人でどのような演出が出来るのかをアレコレ考えていましたが、同じ時間帯に現場に足を運ぶことが出来て良かったと思っています。
本番はどうなるか変りませんが、ベストを尽くしてみます。
そして楽しい会であったと思っていただけるように、少ない知恵を最大限に活用できるよう頑張ってみたいと思います。
夕日を見たからではありませんが、暑い夏が終れば、どことなく寂しさを感じさせられる秋が顔を出します。
その中でも十五夜は風情ある初秋の風景かと思っていますが、その風情を兎柄の絞り小紋でイメージしてみました。
ベージュ地も兎と露芝模様が入った絞りの着物を知念貞夫さんの琉球紅型の染帯でコーディネート。
名付けて「十五夜を愉しむ着物コーディネート」としました。
画像を大きくしてみました。
兎さんの表情が見て取れますが、優しい顔をしていると思いませんか。
参考になれば幸です。
【妻の月命日】
今日は妻の月命日でした。
いつものように花を手向け、この一月間を報告してまいりましたが、これからが大変なことが待っていて、力を貸して欲しいことを伝えてまいりました。
受け止めてくれたでしょうか。
連日オリンピック中継を深夜遅くまで見ているもので、体と頭の中が悲鳴を上げています。
今日は早く寝ないと・・・
どれではこれにて・・・
お休みなさい。