草木染めの糸から織った信州飯田下井紬の着物と帯で着物コーディネート

草木染め糸から織った信州飯田下井紬の着物と帯をコーディネート 着物の着こなし/コーディネート

今日は午前中にお客様の着物のお見立てをさせていただいてから、午後は神無月の会のチラシ作り。そして夕方からブログ投稿の準備に入って、記事を書き始めたところです。

その間にもお客様の来店もありましたが、仕事をするに当たって集中力が必要とされるので、ひとつの仕事を終えてから次の仕事に入るときの気持の切り替えが難しくてね~

集中力を高めることに随分時間を要します。

できるだけ一日の時間を有効に使いたくて、前日の私なりのタイムススケジュールを組み立てて仕事に臨む訳ですが、来客があったりしてスムーズに事が運ぶことは少なくて、一日のゴールを何処に持ってくるかも事前に考えるようにしています。

これが毎日続く訳ですから、タフな人間なのかもしれません。
いや、そうではありません。


やりたいことが沢山あるということで、自分のもっと時間が欲しい。
そんな気持で仕事と向き合っています。

され今日は、あまり市場に出回っていない紬を紹介させてください。

それはお一人の男性が信州で織っている下井紬という草木染めの着物と帯のことで、その紬をコーディネートしてみたのでご覧ください。

【下井紬の着物を下井紬の帯でコーディネート】

その静かな着物コーディネートがこの画像になります。

飾りっ気のない素朴感がこちらの装いの中に秘められていて、故郷の風景が目にうかんだりしませんか?

私はどちらかと言えば静かな着物の着こなし方が好きで、帯で季節感を出したり、生活の一コマを表現することが、きものの面白さかと考えています。

静かな着物には感情を整える力があって、お召になる方の人生観というものが見えてくるのではないでしょうか。

この下田紬にはそんな香が漂っていて弾かれるところがあります。

【下井紬の帯】

合わせた帯も下田紬で、お洒落な帯だと思いませんか?

初秋の時期にお締めになったら素敵でしょうね~

【下井紬の着物と帯】

この下井紬は長野県飯田市に生まれた下井伸彦氏がお一人で制作されているものです。

昭和28年生まれて、現在73歳になられているのではないでしょうか。

平成9年に通産大臣認定信州紬伝統工芸士として認定された方で、平成12年には日本伝統工芸士会作品展のにて特賞となり、その後、様々賞をいただいている方でもあります。

こだわりは草木染めで色を出し、細かな絣からの細い横線がランダムに入っていて、帯に至っては浮く織りのように織っている点がとても魅力的です。

【草木染めの糸から織った信州飯田下井紬の着物と帯】

下井氏が現在主に使っている染色材料は、

■赤系⇒ 日本茜 西洋茜 コチニール カテキュー
■茶系⇒ 五倍子 渋木 梅
■赤黄系⇒刈安 すすき りんご 玉葱
■青系⇒ 藍(インジゴ)
■鼠系⇒ ログウッド を使われているそうで、ここでの紬は「うめ」「すすき」「化学染料」を使った糸を染めて織った紬の着物で、帯は「カテキュー」「たまねぎ」「タンニン」「化学染料」から色を出しています。

色を表現する場合、染料を数種類染め重ねていきます。これは、色の深みを与えることからで、材料を組み合わせることで作品の味が出るそうです。

生地の風合いはとても柔らかくて心に優しい紬といえるでしょう。

お一人で制作にあったいることから、とても魅力を感じていて、「秋の東京展」みて紹介することができないかと考えているところです。

ということで、今日の記事とさせていただきます。

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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