【店主の呟き】
いまだに5月の店作りが出来ていませんが、私の心は東京展の準備へと向かい始めています。
朝目が覚めると「初めまして東京展」をどのようにして会場を作ったらいいのか、そしてその会場に何を持って行ったらいいのかを考え始めるようになり、心の中が騒がしくなり始めました。
基本的な品揃えは「当店の在庫」と石川県のきもの産地の強みに活かした「加賀友禅」と「牛首紬」を核とした品揃えになるかと考えていますが、当店が開発した「加賀染め足袋」や「いろ足袋」などの和装小物も持ち込んで、きもの愛好家に楽しんでいただける会場が作れたら有意義な展示会になるのではないだろうか。
そのようなことを積み木を“積み木”を並べるかのように思い巡らせていますが、備品の少ない会場で、それも私一人で心地よい会場が作れるかを心配したりして、考え始まると自分の心は制御できなくなってしまいます。
なによりも気に掛かることは、はたしてSNSの呼びかけでお客様の来店が臨めるのかが最も心配な点で、その対策として、できる限り情報を開示して行くことが、足を向けて向けてみようかと思われる動機付けになるのではないかと考えています。
なので、できる限り情報を出していけたらと考えています。
仮に加賀友禅一つ取っても黒留袖から染帯までいろんな商品があります。
さて、どうしょうって感じですが、考えていることは生産量の少ない商品にもスポットを当ててみるつもりでいます。
【加賀友禅黒留袖が東京展に並びます】
例えば黒留袖は何処の産地も生産が少なく、探している人が沢山にいらっしゃるのではないかと考えられます。
ここにビジネスチャンスがあると考えた私は、中高年向きの黒留袖を加賀友禅で紹介してみたいと思ってます。
その中の一枚をここのアップさせていただきましたが、とても素敵な加賀友禅黒留袖だと思いませんか?
合わせた帯は金地の松の柄で、アッサリしていますが品格があって、加賀友禅黒留袖にピッタリの袋帯ではないでしょうか。
一つの例として取り上げていますが、加賀友禅は東京でご覧になっている価格に比べれば、遙かにリーズナブルな価格で紹介させていただける自信があり、ここが地元で作られている商品の強みかと考えています。
他にも加賀友禅振袖も持ち込めればと考えていますが、商品が揃えられるかを担当者と相談中で、不透明ではありますが、地元の強みを存分に発揮できればと思っております。
【展示会場の住所と交通アクセス】
ここでもう一度「初めまして東京展」の開催日を申し上げておきます。
期日は5月20日(土) 午前9時30分~午後6時 21日(日) 午前9時30分~午後5時
日曜日は後始末があることから午後5時までとさせていただきます。
展示会場は 一文株式会社東京店の2階 (当店の仕入先と建物になります)
住所は 東京都中京区日本橋富沢町5番3号 (☎ 03-3661-2797) となります。
日比谷・浅草線 人形町駅とり 徒歩3分
半蔵門線 水天宮前駅 徒歩7分
都営新宿線 馬喰横山駅 徒歩5分
都営浅草線 東日本橋駅 徒歩5分 にあるのが一文さんの会社になります。
展示会場がお取引をさせていただいている仕入先のビルの2階とあって、足を運んでいただける方にとって会場が分かりにくいところがあるかもしれません。
そこで思ったところは、ビル自体は分かるようになっていますが、それだけでは余りにも冷たい感じがしたもので、ビルの前に目印となる物を置かせていただきます。
【幸せを呼ぶ「赤い椅子」が会場の目印】
それが自宅から持って来た「赤い椅子」です。
名付けて「幸せを呼ぶ赤い椅子」で、ビルが建ち並ぶ中でこちらの赤い椅子が目に入ったら、ここが展示会場の入り口だとひと目で分かりますし、なによりこの椅子が確認できたときに、「ホット」していただけるところがあるのではないかと思うところがあり、赤い椅子を持ち込ませていただくこととしました。
この店が創業して、始めての店外催事とあって何もかもが手作りの会となります。
今回の展示会で特にご覧になりたい品があるようでしたらお聞かせください。
行き届かぬ点が多々あるかと思いますが、私なりのやり方で会の演出を考えてみたいと思っているところです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。