辻が花を染める「森健持」さんが絞った楽器柄の帯がジャススタジオとはお洒落

ジャズスタジオの帯/お太鼓柄 帯/おび

9月に入ってから始めて県外からの仕入先の担当者が店に来ていましたが、明るいニュースを聞くことはできず、メーカーさんの職人が高齢で退職されたことで、ある商品が作れなくなったとか、いろんな物の値上がりが続いていることをコロナ前と比較して話をされることが日常化しています。

 

それを聞いて受け入れるしかありませんが、もう少し大きな視野に立って業界の発展に繋がる話ができないのかと、とても不満に思ったいます。

 

この先のきもの業界を考えたときに、30代・40代の層を着物の世界の巻き込んでいくことを具体的に考え、そして行動することが重要で、私達が持っているノウハウをどう活かして行くかが問われているのではないだろうか。

 

考えさせられるところがありましたが、他方で新規のお客様から着付けを習いたいとの相談が何件か入ってまして、今日は3名様が着付けの先生からお話を聞く時間を設けさせていただきましたが、明日は親子で閉店後に先生からお話を聞く予定となってまして、皆さんがお若い年代層であることに元気をいたくことができています。

 

このような一つ一つのことに真摯に向き合って行くことが、店との繋がりを深める切っ掛けとなり、そして、きもの愛好家ヘの道へと広がるものだと信じたいです。

 

 

そして今日は辻が花の染において業界で有名な「森 健持(もりけんじ)」さんが絞った染帯を用意したので、それを紹介させていただきます。

 

 

【森健持さんが絞った楽器柄の帯】

 

 

 

辻が花作家・森健持さんの絞り染帯「ジャズスタジオ」

辻が花作家・森健持さんの絞り染帯「ジャズスタジオ」

 

それがこちらの焦げ茶色の帯で、作品名は「ジャズスタジオ」という名が付けられた、小千谷紬の帯地を絞り描いた染の名古屋帯です。

 

モダンさもあって店の家族とさせていただきました。

 

 

【お太鼓柄】

 

 

 

ジャズスタジオの帯/お太鼓柄

ジャズスタジオの帯/お太鼓柄

 

お太鼓はこのようになりますが、絞った後が手作りの味わいを深めていて、そこに楽器柄が描かれているところが素敵だと思いません・・・。

 

ちりめんの帯地と違って、紬地を絞るって生地が肉厚であることから難しいと思えるのですが、辻が花を染めていらっしゃる森さんにとっては慣れた作業になるのでしょう。

 

音楽好きの私にとっては、迷うところがありませんでした。

 

 

【腹の模様】

 

 

 

森健持さんの絞り染帯/腹の模様

森健持さんの絞り染帯/腹の模様

 

腹はギターを絞っていて、こちらの帯で音楽コンサート会場に出向いたら格好いいと思いません。

 

小紋や紬などの着物に合わせていただけたら素敵だと思うな~

 

 

【伊那紬に合わせる】

 

 

ジャズスタジオの帯を伊那紬に合わせる

ジャズスタジオの帯を伊那紬に合わせる

 

そこで伊那紬にジャズスタジオ柄の帯を合わせてみましたが、ここからどのように組み立てて行くかを考えるのもきものの楽しみ方一つです。

 

半衿や帯締め帯揚げ色をどのようにして纏めたらいいかとか、足元のお洒落なども考え始めたら楽しくてしかたありません。

 

自己満足の世界ですが、訪れた秋をこのような楽器柄で遊ぶことができたなら楽しいでしょうね~

 

ということで、記事をこの辺りで終えて、今日はサッカーの試合を応援させていただくこととします。

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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