今年はこのブログ投稿を残すだけとなり、少しだけ安心しております。
いつものように店を開け、模様替えが残っていた和雑貨コナーを触り、ようやく初売りの準備が整いました。
これで気持ちよく新年を迎えることができそうです。
初売りの準備に時間を要しましたが、小さな店であっても、お客様が来店していただけるものだと思って、娘たちを綺麗にディスプレーすることに心がけている訳ですが、蓋を開けると思いと違うのが現実。
そして思うのです。
お客様が少ないのは何が足りないのかと・・・
悩むことも多くて心が折れそうになる時もありますが、決して投げやりになることはありません。
私の業種は生活必需品でないこともあって、いつもこの壁にぶち当たりますが、それでも、明日は新規のお客様がお越しになられるかもしれない! もしかしたら馴染みにお客様が遊びにこられるかもしれない!
どんな時も、お客様が来ていただけると信じる気持ちがあるから清潔な店にしておきたいんですね~
思うようにならないから工夫が生まれるのでしょう・・・
その気持ちを失ってしまえば店の鮮度を保つことができなくなり、お客様も離れていくのではないでしょうか?
他に合理的な店作りもあるのでしょうが、この地域に店を持つ以上は、お客様が来ていただけると信じで努力したいものです。
話題は変わりますが、県外からある荷物が店に届きました。
送り状を見ると京都からももので、どこの仕入れ先かと思って送り主を確認してみると、今月、京都からお越しになられたお客様からの荷物だったんですね~
中を開けてみると稲穂を添えた赤い包み紙に紅白の紐で結ばれた箱が・・・
「え、何だろ~ それも大晦日に・・・」
驚くものがあり、包み紙を開くと、
カラフルな小粒の和菓子が入っていましてね~
とてもおしゃれなお菓子です。
そこで始めてお客様の心遣いに気づいた次第です。
お客様は私のブログを見てくれていることを聞いていたので、お電話を控えさせていただきましたが、温かな気持ちが伝わってきて嬉しかったです。
初売りにお客様にこのお菓子をお出ししたいと思っております。
今年の最後に嬉しい話題が舞い込んで、感謝です。
ありがとうございました。
このご縁がⅠ様との距離を縮めるものであって欲しいし、気軽に着物相談をしていただけると嬉しく思います。
そして、自分のケジメとして2017年度の豊富みたいなものを紙に書いてみました。
いろんな角度からこの一年を振り返り書いてみたいことは山のようにありましたが、すべてはお客様との関係性から導きだされるものだったので、私なりの言葉で書いてみました。
「その答えはお客様が持っている 素直な気持ちで耳を傾けてみよう」
この店がどうあるべきかは、なにげないお客様との会話の中にあったり、苦言の中に埋もれていると思えるものがあり、遠くばかりを見ていないで、もう一度足元を見るようにと念じて書いたものです。
仕入れ先や、店のスタッフ、更には娘たちの縁の下の力があって店が成り立っていて、お客様は店の応援団だとしたら、それらすべてが店の資源と言えるものがあります。
その資源を大切にすることで、導き出されるものが必ずあります。
理想論も必要ですが、来年は耳を澄ませてお客様の声を聞いてみたいと思います。
そして自分の心に正直でありたいし、踏み出す勇気を持つことができれば何かが変わると信じてみたいです。
最後にいろんな方との出逢いを持つことができて、とても感謝しております。
心遣いの足りない点があったことを反省していますが、長い目で見守っていただけたら嬉しく思います。
本当にありがとうございました。
皆様にとって来年が良い年になることを願いつつ、この一年を閉めさせていただきます。
お休みなさい。