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雨がシトシトと降る月曜日、開店前にお客様がお越しになられてから、午後の6時前まで、来客が途絶えることがなく、延べにして20件の方がいらっしていたように思います。
催事をしている訳でもないのに、これだけのお客様がお越しになるとことは非常に珍しいことです。
この店の存在を認めていただけていることに、そして、店に足を運んでくださることに、私が描く店作りがある訳ですが、たまたま偶然が重なっただけのことで、店の魅力作りに努力を怠ってはなりません。
時代が変わり、移り変わる季節の中で、鮮度を保ちつつも、お客様とコミュニケーションを深めて行くことの難しさを身を持って体験しているだけに嬉しい一日でした。
この雨で肌寒さを感じ、この「長靴カエル」の映像を記事の映像に使いました。
忙しい時には、何も考えずに映像をアップしてから記事を考える私ですが、うっとうしい梅雨時に、このような とぼけたカエルさんが目の前にいてくれたら心が和むでしょうね~
お値段は税込2,484円の品です。
「店にはこのような季節を感じとれる和雑貨があるから気軽に店に寄れる」と、話されていたお客様がいらっしゃいましたが、着物にしても同じ事が言えるのではないでしょうか?
お客様の集客が難しい昨今だけに、商品そのものの魅力作りに力を注いで行くことが、お客様を引き付ける店作りに繋がるのではないかと考えています。
そこに商売のコツを見つけだせたなら、無理な販促を組まなくてもいいと思うのですが・・・
絵に描いたぼた餅みたいな話しかもしれないが、店のファンを作るということにおいては、避けて通れない真実が隠されているように思います。
それだけに、どれだけ経験を積んでも仕入の難しさを味わっていて、仕入れた商品を「娘」と呼ぶ理由がそこにあります。
まだまだ物足りない部分がありますが、この店の力にしたいものです。
それではこれで店じまいです。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







