来客があり、投稿準備が遅くなってしまいました。
記事をまとめられるのか不安がありますが、がんばってみます。
先月の8月29日のブログ記事で、結城紬に使われている「糸作り」の工程を書きましたが、もう少し説明を加えたくて、今日の記事に取り上げてみることにしました。
この映像は本場結城紬の上に添えてみた繭玉と、その繭玉5個分を糸づくりの「真綿かけ」の工程を終えて袋真綿にしたものです。
本場結城紬には、経糸(たていと)緯糸(よこいと)双方に真綿糸を使って織られた紬です。
その素材の軽さと柔らかさは他の紬では味わえないものだと聞いていますが、この袋真綿にしたものから糸が作られているものなんですよ・・・
そして、繭玉5個分の袋真綿を50枚重ねたものを産地では「一ボッチ」という単位で呼んでいて、一反の結城紬には「7ボッチ半」くらい使われるそうです。
つまり繭玉を2000くらい使って作られているんですね~
それを機会の手を借りずに、すべて手作業で糸づくりがされていると思うと気が遠くなりますが、同時に糸づくりの下準備に想像を超える手間暇がかかっていることに驚かされています。
そこで、袋真綿がどのようなものなのかを知りたくて、娘たちに引っ張ってもらいました。
こちらの映像が繭玉5個分の袋真綿の原型です。
二人の引っ張ってもらいました。
真綿糸は切れずにどこまでも伸びます。
ここまで引っ張っても糸が切れることがありません。
申し訳ありません。
記事を書き上げたのですが、パソコンの操作を間違えたみたいで、この先の記事がどこへ行ってしまったのか見当たりません。
とても無念でなりませんが、この続きは日を改めて・・・
「悔しい~」
それではこれにて・・・
お休みなさい。