昔、雑誌で読んだ 「へルとフエルの法則」 というコラムを時々思い出すことがあります。
ハッキリと覚えている訳ではないのですが、草原に羊達がいて毎日草を食べて成長し子孫が増えます。そして羊が増えすぎると食べる草が足りなくなり羊が少なくなる、羊が少なくなるとそこには新たに草が生い茂るというサイクルがあるという法則です。
つまり社会の営みは、増えると次第に減って、減ると少し形を変えて増えだすといった内容だったように記憶しています。
減ると増えるいう法則はなんとなく理解が出来、印象に残っているのです。
例えば私の仕事も戦前戦後は沢山の呉服店があったのに、時代の変化と共に減少しています。
しかし近年は若い人を中心にゆかたがブレイクし、アンティーク着物も人気を集めています。
それに伴い、和雑貨や和物柄の洋服もいたる所で目にし、お店の看板にしても和文字を生かした当て字が増えています。
まさに和物ブームですが、その火付け役の多くが異業種から生まれている事が残念でなりません
垣根を取られてしまった呉服屋さんの勝負の時と捕らえるか否かは、経営者の心の持ちからで明暗が別れる気がしています。
写真の朱塗りの台の鶴亀は縮緬細工の匂い香です。
匂い袋ともいい、香りのするお香の一種で室内に飾り姿形を楽しみ、そして香りを楽しむものです。
お正月も近いこともあり、新年の飾り物として京都で選んで来た商品の一品です。
ここのお香屋さんは、お母さんのお気に入りで、多くの匂い袋を取り揃えています。
今月も5日が過ぎました。毎日が気忙しく23日の祝日から始める祭事の準備が進んでいません
毎月のことですが、考えていることを具体的にまとめ 効果的な情報を発信していくことの難しさをいつも感じています。
とにかく 「未来坂」 を登って行かないと・・・・・・・・

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






