頼まれた着付けの段取りで、店の奥は楽屋状態

年末に降り積もった雪も、連日の暖かさでスッカリ消え、月日を間違えそうです。
しかし、暦は1月10日で、冬のど真ん中なんですね~
動きやすくて穏やかな天気を歓迎している私ですが、北陸の冬が陰を潜めてしまい、困っている方もいるのでは・・・・・
3日後の日曜日には、地域の開かれる成人式の日、せめて式典が終るまでは、この状態が続いて欲しいものですね。
当然、地域できもの屋を営んでいることもあり、振袖の着付けを頼まれているのですが、今年は他にも初釜に着る着物の着付けとか、金沢の繁華街で飲食関係のお仕事をしている方の着付けなどを頼まれていて、店の奥は、お客様がお持ちになられた着物や小物で楽屋状態。
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夕方にもお二人の方が着物一式を持ち込まれ、着付けの準備に追われるお母さんでした。
そこで今日は、着付け下準備のことについて書いてみることにします。
まずは、着物一式と和装小物が揃っているかを確認。
お客様の中には、長襦袢の半衿が汚れていたり、付いていないこともあり、半衿の取り付け。
袖を通していない新しい着物は、ひつけ糸を取り、着物に重ね衿を固定します。
そして、たたみシワを取るために、着物ハンガーに掛けて吊るします。
レンタル着物の場合は、ご本人の身長と長襦袢の寸法が合うように、腰上げをすることもあります。
次に、着付けたときにシワが入らないよう補正の準備です。
私が知る範囲内の下準備ですが、着物と長襦袢の袖丈や裄 (腕の長さ) などの寸法が合っていない時などは慌てますね~
着物を着たことの無いお客様は、着物と小物が揃っていれば、後は安心というところがあるようですが、着付けを頼まれた側は、かなり気を使うんですよ。
それが、同じ日の朝に集中するだけに、スムーズに送り出せる段取りが大切なんですね~
13日の朝まで、気が許せない日が続きそうです。
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今朝届いたお雛様の横長のタペストリー。
そろそろ、春の提案をする時期が来たようです。
智恵を絞らないといけませんね・・・・・・・

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