今月も残すところあと二日、そこで今日は店の模様替えです。
新しい月を新鮮な気持ちで迎えられるよう商品を移動し心をリフレッシュしながら10月の準備を進める一日でした。
振り返ると8月はオリンピックに浮かれていた月でしたが、9月入ると国政や世界に経済が不安定になり消費が落ち込んだ気がしています。
私の店も来客が少なくて秋のスタートが出遅れたところがあったようでが、ここ数日、気温の低くなり
秋の準備を考え始めたお客様が増えだしたことを感じています。
肌寒さを感じないと秋とは言えないのかもしれませんね。
ところで商業高校で勉強している次女が3年生になり、ただ今就職活動中。
先週或る会社の面接試験を受けたようですが、店を経営している私は複雑な気持ちで見守っています。
心の中では店を手伝って欲しい気持ちと、社会に飛び出し厳しい現実の中でもまれ、逞しい大人になって欲しいと願う気持ちとが交差しているんですね~
数ヶ月前のことですが、彼女にお父さんの店も求人に手を上げようかな~などと話すと、
彼女は「給料はいくらもらえるの」などと直球が返って来ましてね~
まことにチャッカリしています。
「○○万円は出すぞ・・・」と私が言うと、「まー普通かな~考えてみてもいいけど・・・・・」なんて言ってあしらわれてしまいました。
私も長男でありながら、両親は就職に一切口を出しませんでした。
県外で働くことが決まっても、親は自分の人生だからといって私を暖かく送り出してくれたんですね~
こうして商売を始めることが出来たのも両親のお陰だったように思っています。
そんなことを考えると、彼女の就職は自由に選んで欲しいのですが・・・・・
なんだあれ後で後悔はして欲しくありませんからね。
親と店主の顔が見え隠れするこの頃です。
これから先のことを考えても成るようにしか成らないのにね。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






