嵐の後の静けさというのは今日みたいな日を言うのかもしれません。
来客も少なく、張り詰めていた緊張も一気に緩み、なんとなく一日を終わろうとしています。
そんな午後、結婚式に招かれた娘が、同席した大学の友達を引き連れて店に寄ってくれました。
先輩後輩の中で、野球部のマネージャーをしていた仲間だそうです。
それぞれに移した写真をパソコンに入れアルバム作りをするのが目的。
店は彼女たちの貸し切り、若い女性の笑い声に包まれるのもたまにはいいものです。
私は店の奥にいましたが、友達というものはどんなに離れていてもいいものだな~・・・・・
娘の友達ですが、大切にして欲しいものだと、響く声を聞きながら感じた次第です。
突然のお客様に、母さんだったらどうするかな~
笑顔でささやかなおもてなしをするだろうな~
店も暇でしたし、ならばと、難しく考えないで馴染みのお客様がいらっしたみたいにリラックスしてもらえるよう、お茶とお茶菓子(シュークリーム)を出すことにしました。
そして、娘は遅い昼食の準備を・・・・・
彼女たちには気を使わせたかもしれませんが、せめてもの父親のおもてなしです。
お買い物にこられるお客様と違って気は楽でしたが、これでよかったのかな・・・・・・
ちなみの全員が独身だそうで、ほんのチョッピリ安心しました。
店はすっかり夏の顔。
このうちわは「水うちわ」というもので、昨年のこのブログで紹介しましたが、岐阜県の「がんぴ紙」という本物の美濃手漉き(きのてすき)和紙で作られたこだわりの「うちわ」です。
ニスが塗ってあるんですよ・・・・・それも石油を使っていない天然のニスをね・・・・・
だから透明感があってとても涼しげです。
水に濡れても大丈夫ですが、手に持って仰ぐには贅沢な「うちわ」かもしれません。
どちらといえば、お部屋のインテリアとして飾られたほうが面白いかも・・・・・
お客様がこの「水うりわ」を見て、テレビで先日見て、このうつわの存在を知ったと話していました。
お値段は神代けあきの台座付いて ¥8、190致します。
昨年初めて取り上げたこともあり、入荷する前に予約頂いた方もいるくらいに、静かな店ブームになっている「水うりわ」を紹介させていただきました。
それにしても6月が近いというのに、朝晩の肌寒さを感じています。
初夏が近づいては、また離れるという天気の繰り返し・・・・・
浴衣商戦に突入する前に、天気や日本の経済状況を眺めながら、次の一手を考えないといけないのかもしれません。
され、次はどうしょう・・・・・