失われつつある日本の風情・手書きで心を伝えるハガキ

 

今日は日差しぶりの活気のある一日で、静かになった店でコーヒー沸かし、外の景色をながめながら、ざわついた心を収めパソコンと向かい合っています。

 

2・3日前の地元新聞に浜茶屋が時代の変化の中で激減している記事が書いてありました。

 

北陸は日本海に面した地域で、毎年、夏の風物詩として多くの人が海水浴に訪れていると思うのですが、お金の使い方や、海での楽しみ方が変わってきたのかもしれないとその記事を読んで思いました。

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世の中にはこのように、昔はあたりまえのようにあったものが、無くなったり使わなくなったして激減しているものが沢山あります。

着物もその一つかもしてませんが、手紙やハガキも携帯電話やパソコンの普及と共に、メールという簡単な手段で要件を伝えるようになり、手書きで書くことが少なくなっているのではないでしょうか・・・・・。

 

浜茶屋の例とは少し意味合いが違うかもしれませんが、日本の風情というものが失われつつある生活を感じております。

 

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そのような社会環境の中で、私の店は、昔からある和物商品を取り扱っているわけですが、今日の記事にしたいと考えている、心を伝えるハガキというものを、今一度見直してみるのもいいものです。

(チョッとここにたどり着くまでに無理があったかな~)

 

私は年に何度か、手書きのハガキや手紙をいただくことがありますが、メールでは味わえない人の心というものを感じています。

特に感謝の気持ちを伝えるには手書き文字が、先方に伝わるのではないでしょうか・・・・

 

この時期はお中元に心を配る時期でもあります。

昨今は儀礼的にデパートなどで品定めをして、宅配便で送りつけをしていますが、せめて、その中に絵手紙のようなもので、簡単な言葉を添えておかれてみてはいかがでしょう・・・・・

 

お受け取りになられた側は、品物より心を添えてくれて事を嬉しく思うのではないでしょうか。

この心は文字の上手下手の問題ではないと私は考えています。

 

冒頭の写真は手漉き和紙の夏バージョンのハガキで、
全体に描かれた朝顔は一枚210円、他の5柄は189円の品です。

このような品も当店で取り扱っていますので、溢れかえった機会文字とは違う味を自分の文字で表現してみてはいかがでしょう・・・・・

 

日本の風情・・・面倒なところもありますが、失いかけた心がそこには存在するのではないでしょうか。

 

 

今日何軒かのお客様や仕入れ先の方から、昨日書いた「犬騒動」の件、どうなったのかと、尋ねられました。

円満な解決策は見つかっていませんが、大人になった子供を動かすことって、本当に難しいことだと実感しています。

 

子供の存在はいくつになっても親を困られるのが子供だと受け取ってはいるのですが、母親と違ってストレートに言い過ぎるところがあって反省しているところもあるんですね~

 

言葉にはしませんが、お母さんがいなくなって、寂しいところもあるのかも・・・・・

仮にそうだとするならば、逞しい大人になって欲しいと願う私です。





  

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