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降り積もった雪もすっかり消え、一週間前の出来事は何だったのかと思わせる12月26日、年の瀬を感じながら慌ただしい日々を過ごしています。
我が家でもお正月の準備が始まろうとしていますが、私は店にかかりっきりで、家のことまで気がまわりません。
そのことが解っているのか、長女が気が付くところから段取りをしてれているというのが実情です。
本当に助かります。
学校の仕事と家庭教師、そして店の手伝いに家事までこなしているのだから立派なものです。
我が家の2009年MVPは、なんといっても長女でしょう。
これまでお母さんがしていた仕事を長女がしてくれている訳ですが、ふとした時にお母さんなの姿が脳裏に浮かび、二度と戻らない世界であることに気付かされは、寂しさをつのらせています。
ちょうどこの時期は、年賀状の最後の仕上げで、店で作った年賀状を自宅に持ち帰り筆ペンで宛名を書いていた頃です。
同時に新年号の「あ・うん」を構成していた時期でもあり、それはもう必死で、目が引きつっていました。
だけど店で接客している時は、余裕のある立ち振る舞いと笑顔を絶やす事がありませんでしたね~・・・。
そんなに古い話でないのに、そのことが懐かしくてたまりません。
この願いは今年の初売り前に書いたものです。
時々見上げては、お母さんの代わりが出来ない無力さを感じたりもしましたが、これまで築いてきた道を変えないで、2009年も閉じることができそうでホットしています。
特に着付け教室を復活することが出来たことが、なによりの収穫ではなかったかと思っています。
今後も負からの挑戦が続きますが、お母さんに喜んでもらえるような店へと成長したい・・・
私の願は寂しさとは裏腹に膨れ上がっているようです。