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今日は朝から曇り空。
30度を少し越えた気温だと思うのだが、なんと涼しく感じるのだろう・・・。
体は軽いし、仕事にも集中できます。
たまにはこのような日がないと、気力体力が持ちません。
その意味では良い日だったと思っています。
お犬さんが並んだ写真、とても可愛いでしょ・・・
この犬、ダックスフンドみたいですが、着物柄として作られた長襦袢なんでしよ。
オフホワイトのベースに黒とワインの色合いがとても素敵です。
全体の感じをアップしてみましょう・・・
模様が7対3に分かれているところがお阿洒落なんですね~
この図案は、お仕立て上げた時にお袖の部分で楽しむことができます。
模様が詰まっている部分を、袖の振りといって 後ろ側から見える部分に出すこともできれば、腕首に当たる袖口に出すこともできるんですよ。
例えな御食事をしている時んどに、腕を上げるとチラリとこの模様が見えるという訳です。
想像するだくでも楽しくなるでしょ・・・
このような遊びの襦袢は、訪問着や附下げのフォーマルの着物には向きません。
小紋とか紬などのカジュアル着に合わせる襦袢になりますが、身に付けるだけでワクワクすると思いませんか・・・
私のお気に入りの品が今日入荷致しました。
今ここで着付け教室をしているのですが、この模様を見た方が着物だったらいいな~なんて言ってくれて評判は良さそうです。
この犬の長襦袢、誰が手にしてくれるかな~
そんな気持ちで、店先に陳列してみました。
ところで、これから8月のお盆明けまでが一番暇な時期といわれていて、訪れる京都の担当者も夏休みモード。
当然、刺激をもらうことができません。
業界の流れに沿ってエネルギーを蓄えればいいのですが、暇な時は暇な時なりの店作りがあっていいはずです。
何が出来るのか、模様替えをしながら次の一手を考えている私です。
こんな気持ちになれるのも、幾分涼しく感じれるからかもしれませんね。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







