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午後になって待望の曇り空。
サンサンと輝いた太陽が隠れ始め、ホット一息付いています。
こんなに雲を恋しく感じたことがあっただろうか・・・
雲が張り出し雨が降る、今はそんな心境です。
連日の猛暑に体が悲鳴を上げていて、エアコンの冷気に当たっていると、しだいに体はだるくなるし、
夜は夜で寝苦しいし、体調管理が本当に難しいです。
今日は昨日まで開催していたお値打ちの会の後始末。
肩の荷が下りたこともあり、心も軽やか・・・助っ人もいてくれて、スムーズに事が運んだ一日でした。
新しい売り場を考えながら、普段の店に戻す訳ですが、8月を自分の好きな紬で、おしゃれな装いが提案できたらいいな~
なんてことを考えています。
例えば、このような着物と帯はいかがでしょう・・・
私の好きな「みさやま紬」に紬素材の染め帯を組み合わせてコーディネートしてみました。
この「みさやま紬」は長野県にいらっしゃる横山俊一郎が、草木で色を出し、手織りで織り上げた業界の中でのブランド商品です。
特徴は草木染めということと、経糸(たていと)に絹の生糸(きいと)を、緯糸(よこいと)に紬糸を使っているので、なめらかで軽いのがこの商品の売りだと私は考えています。
アップした「みさやま紬」は、アワミズ桜と栗の草木から染められていて、ほのかな桜色の紬です。
温か味があって、飽きる事のない紬だと思いますよ・・・。
紬の説明に力が入ってしまいましたが、このようなこだわりの持つ紬を 楽しい帯で組み合わせができれば、とても楽しいのではないかな~
仮に上級の着こなし提案になったとしても、きもの屋としては最高の自己満足です。
それに、着物の種類の中で一番好きなコーディネートが、織りの着物に染めの帯を合わせることです。
上質な素材の紬にこそ、年輪のような味と深みがあることを感じています。
忙しい時にはなかなか出来ないが、暇になる8月なら出来そうかな~・・・
昨日セールが終わったばかりなのに、早くもそのようなことを考えている私で、自分に出来ることを具体的に表現してみるつもりです。
紬の着物っていいですよ~
是非一度お試しください。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







