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今朝、娘と息子が標高2702mの頂上を目指して白山登山に向かいました。
予報では晴れマークになっているものの、雲が張り出し肌寒さを感じる天気、何事もなく楽しい登山ができることを願っている私です。
今月も、時間の過ぎるのは早いもので、月末に近づいています。
秋商戦のスタートの時期ですが、お客様の動きも鈍く、取り組み方に何かが足りないのではないかと反省しているところです。
秋の婚礼やお祭り、子供の七五三などで、呉服店さんを頼りに相談を受ける部分もあるでしようが、洋服の世界と違って、和装は生活必需品でなくなった事もあり、常に情報を発信していないと生活者側から忘れられてしまう傾向にあります。
その流れ自体は、今に始まった訳ではありませんが、何かを変えて行かないと着物に振り向いてくれないのが今の時代です。
この「変えること」がとっても難しくてね~・・・
単にディスカウントをしたり、トリックのような商法で消費者の気を引いても一時的なもので何も変わらない。
地味だけど着物の面白さを伝え、着物の世界に引き込む努力が専門店さんに求められている気がしています。
その意味で、「情報発信」と「変えること」、この二つのキーワードが環境を変えて行くことに繋がると信じていて、楽しい商品をブログで紹介していますが、はたしてこのことが的を得ているのでしょうか・・・
ネットでは少しずつ店のファンが増えていても、地域のお客様の来客が少ないと「何かが足りない」、そんな迷いがこみ上げてきます。
現実を直視し、どうすればよいのか・・・
思案のしどころですが、月日はそんな私の気持ちを考えることなく過ぎていって、悔しいな~
このバッグは「ホースヘア」といって馬の毛、特に若くしてしなやかな白い毛を使用したもので、白い毛だけを選別するのに大変な神経と時間を費やするそうです。
横糸は1mの長さに対し、約5、000本が織り込まれ、縦糸は、織幅60㎝に対して約1、400本を使用します。
完全な手作業で、一日に織れる長さは約2m(1時間20~30㎝)で、根気のいる仕事です。
丹念に織り込まれたホースヘアは、熱や摩擦に強く傷がつきにくいのが特徴。
(説明書きを移してしまいました)
これまでに何人かの方に、このバックを手にしていただいていますが、大変喜ばれております。
お値段はこの形で¥84、000致しますが、使いやすくて安心できる商品です。
数が作れないみたいで、ようやく店に届きました。
今日は下の娘と二人っきりです。
共に帰りが遅いので、夕食は各自で済ませることにしました。
さて、これから何を食べようかな~

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







