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先日、お祭りに使う衣裳のことで或る町会にお邪魔したのですが、そこで感じたことを書いてみようと思います。
依頼を受けた町会は、店の商圏から離れた金沢に隣接した町で、これまで地域で商売をしている衣料品関係の店がその仕事を請け負っていたみたいです。
たまたまお客様がその町に住んでいまして、いつも親身になって接客している姿を見ていてくれていたのでしょうか、その方が町会に私の店を紹介してくださったんですね~
とても有難い話です。
その後、お祭りを取り仕切る青年会のリーダーの方が尋ねてきて、私の店で仕事をさせていただくことになったのです。
今年は獅子が出るということで、棒振りに着る小中学生の剣道着のような挿し子の上着に紺の無地袴と足袋を衣裳説明会の場でサイズを測って注文を取って欲しいとのことでした。
始めてのことで勝手が解らないまま2日間に渡りお邪魔したのですが、若い人達ばかりで、とても気を使いました。
母親にお子さんの靴のサイズを尋ねてから、足袋の底に足を置いてもらいサイズを計測し、そして、一度履いて違和感がないかを確かめる作業です。
それも一人ずつ。
他にも袴など新しく新調される方のサイズを測って注文を取る訳ですが、始めて参加させてもらって要領をつかむことができなくて焦ったところもありましたが、次回からはもう大丈夫。
これも勉強で、町会が私に何を望んでいりかが肌で感じ取ることができました。
このような関係って金額ではないんですよね~
カユイところにどれだけまで手が届くか・・・
そして親切に対応ができるかが大切なのかもしれません。
地域に呉服店が少なくなって困っている方も多いのではないかと想像しながらも、口コミの威力を実感したしだいです。
お客様に感謝しないといけませんね。
エコ時代と言われる中で、風呂敷の需要は伸びているようなことを耳にしますが主流はなんといっても綿素材。
ここにアップしたようなシルクの風呂敷も頑張っていることをお伝えしたくてアップしてみました。
絞り染めで約68幅の品で、どれも色合いが上品でしょ・・・
今時と言われそうですが、ご挨拶に菓子箱をシルクのちりめん風呂敷に包んでご訪問・・・着物姿でなくとも日本人の美というものを感じます。
(チョッと大げさな表現だったかな~)
一枚¥12、600~¥15、750の品ですが、このような商品があることも覚えておいてください。
さて明日、長女と長男がグループで白山登山をします。(標高2702m)
この寒さと雨で心配をしていた私ですが、どうにか土日は天気も回復するみたいで、ひとまず安心しているところです。
急に寒くなりました。
そうか油断して風邪など引かないよう気をつけてください。
それではお休みなさい。