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家と店を往復する日々が続いていて、私には平凡としか言いようのない生活の繰り返し。
大海に飛び出し、違う世界を見てみたいと思うが、仕事のことが気になり休むことなく店に立つ自分がいる。
疲れが抜けきらないのは、そのせいだろう。
浴衣商戦も後ひと月余り、こらえて頑張らなくいと・・・。
それでは今日の投稿です。
今日は夏の小紋をコーディネートしてみました。
夏にカジュアルの着物を着る方が少ないだけに、このような着こなしはとてもおしゃれと言える。
夏お召しの無地に十字を後染めたもので、さりげない幾何学模様が着物の味を出している。
合わせた帯は麻八寸の名古屋帯でトンボ柄。(¥36、700の品)
リーズナブルな価格帯のものだが、柔らかな感じが涼しさを呼び寄せているのではないでしょうか・・・。
腹の部分も帯締め帯揚げを入れコーディネートしてみました。
帯締めの細くて黒っぽい線が、甘い色合いの着こなしをキリッと締め、強く当たらないところがなかなかいい。
この映像では見難いかもしれませんが、紗(しゃ)の帯揚げに一つ、蛍が飛んでいるところにおしゃれを感じます。
こうした街着って、気持ちにゆとりがないと、タンスの中に着物が揃えてあっても着れないものです。
暑さは増してくるとなおさらのことで、着物を着るのにも気合がいるのではないでしょうか・・・
そうした気持ちが解るだけに、真夏の着物を見ると、とても粋に感じます。
近年は夏の着物になると浴衣が主流になっていますが、絽の小紋や夏お召しも 忘れないでいてくださいね。
今月も残り後わずか。
苦戦が続いていますが、諦めないで頑張りたいと思っているところです。
疲れが溜まっていて、これから気分転換になるスポットに行ってこようと考えています。
なので、これで今日を閉じたいと思います。
では、お休みなさい。