私が風呂敷名人になった日

 なんという慌ただしい日だったのかと、一日を振り返りながら投稿をしはじめたところです。

 

来客も多かったのですが、今日は娘が務める小学校でゲストティチャーとして授業にお邪魔する日で、娘が作った授業のシナリオを頭にたたみこもうと、いつもより早く店に出て来ました。

 

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店の風通しをよくしようと扉を開けていると、またまたツバメが一羽入って来ましてね~

こりゃ大変とばかり、のれん棒でなんとか追い出し一安心。

 

気を取り直し、椅子に座りシナリオを広げ読み返していると、今度は2羽のツバメが頭上を飛び交っているではありませんか・・・。

 

おいおい・・・

どうして店の中に入ってくるの・・・

 

ため息にも似た声でツバメに呼びかけながら再び格闘です。

なんとか外に追いやった私は、扉を締めエアコンにスイッチを入れると、今度はエアコンが動きません。

すごに、メーカーの出張サービスを依頼すると、しならくして来てくれたまではよかったのですが、原因を調べてみると部品の交換が必要とのこと。

ところが、機械が古くて部品の調達が出来ないとの答え。

 

結論から言えば、買い替えないといけないということだったのです。

 

これにはマイリマシタ。

お金がかかる事なので、私の心は穏やかではありません。

 

サービスの方がいる間にもお客様がお越しになられていて、シナリオを読み返す時間もなく、急いで着物に着替えて、娘が待つ学校へ・・・

 

 

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娘が務める学校は海が近く、予定していた時間より早く着いた私は海辺で時間調整。

 

ここだったら大声を張り上げても誰にも邪魔されません。

車から降りて、生徒が前にいるつもりで、声を出してリハーサルです。

 

着流しで、右手にはシナリオを持ち、海に向かって声を出している姿を見た人は、不思議に思ったことでしょう・・・。

 

そして出陣です。

 

先に校長室に通された私は、娘がお世話になっていることのお礼を言うと共に、私みたいなものが生徒のお役にたてるなんて、とても光栄に思っていることを伝え、しばらくして3年2組に教室に案内されました。

 

娘が生徒の前に立っている姿が廊下のガラス越しに見えます。

ここが娘が働く職場であることを確認し、校長の背中を追いながら静かに教室に入ると、授業は始まっていました。

 

教室に響く娘の声、

黒板を上げ下げしながら、白いチョークで書く大きな文字。

 

用意された椅子に座り、その様子を横から眺めていましたが、パジャマで動き回る娘とはまったく違う女性が目の前にいます。

 

生徒は娘の声に生徒は耳を澄ませ、質問をすろと、競うように腕を上げ、娘が教室を見まわし、指名された生徒は起立をして発言をする。

 

その様子は親鳥が口ばしをパクパクして餌を欲しがる小鳥のようでした。

 

学校だから、不思議なことではないのに、生の娘の姿を見ると、未熟者の先生でも頼もしく思えます。

 

「それでは、風呂敷の達人に登場していただきましょう」

 

私の出番が来ました。

 

教室の隅に座っていた私が皆の前に立ち、風呂敷という名前がどうして付いたのか・・・

そして、風呂敷は単に物を包む事だけではなく、ありがとうの心を品物などと一緒に包んでいたことを話し、ビン包みとかスイカ包みなどの包み方を実演したり、幾つかの風呂敷を大きさも含め、紹介したりして、私の持ち時間が終わりました。

 

そして、再びバトンンは娘に・・・

 

私は娘の授業の進行を見守り、終了のチャイもが鳴りました。

 

その時です。

娘が、

「ここに来てくれている人は『福島正弘』と言います。先生のお父さんです。」

すると子供たちの目が輝き、その眼差しはいっきに私の方へ・・・

 

授業が終わったので、校長の背中を追うようにして教室を出ようとすると、数人の子供たちが近づいてきて、

「どうして、『いつか』という名前になったの・・・?」

(衣津香とは娘の名前です)

 

「いつか夢を手にする・・・そんな想いから付けた名前なんだよ!」

そんな話をして教室を後にした私でした。

 

教育委員会の人も見に来ていて、娘の授業の評価はどうだったのか判りませんが、娘と共に授業に参加出来た事がとても幸せでした。

 

私は今日の体験を忘れることはないでしょう・・・

もしかしたら、私だけが違った目線で見る、娘の授業参観の日だったのかもしれません。

それに、業界の発展と店のPRに一役買ってくれたことにもなります。

 

娘に感謝、そして、娘の授業案を受け入れてくださった校長に感謝したいと思います。

ありがとうございました。

 

店に戻ると、店内にはお客様が・・・

お帰りになられた後もお客様が絶えることがなく、いろんな意味で疲れた一日でした。

 

記事が長くなりましたが、これで今日を閉じることに致します。

 

では、お休みなさい。

 

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