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今日は朝からお客様の出入りが多く忙しい一日でした。
そうなると、段取り良く進まないのが展示会の準備ですが、いつもになく焦ることがありません。
年を重ねたせいなのか、それとも迷いえを持たずに、目指すものがハッキリ見えているからかもしれません。
売り場作りは、どうにか80%まで終えることができ、今日から4日間限定商品の値付けが始まりました。
その限定商品とは、持ち越した浴衣を卯月展の期間に70~50%に割引致します。
ここに一部の商品を広げ、映像をアップしましたが、心を痛めつつ、「ゴメンね・・・19日(金)から22日(月)の4日間だけ我慢してください。その期間が終わったら元に戻すから・・・」
そのようなことを呟きながら、可愛い娘たちに割引の宣告をする薄情な店主。
辛い時間でした。
そしてもう一つ、
それは、卯月展の期間中、着物愛好家の方に来店していただけないかと考え、正絹の「ゆるぎの帯〆」をお得な価格で発表します。
平常価格11,550円するものを、4日間限定となりますが税込6,000円とさせていただきます。
着物を着る頻度の多い方には、この帯〆は幾つあってもいいものです。
この機会に帯〆の色を揃えてみてみるのも悪くない話だと思いますよ・・・
他にも、映像がありませんがシルパールの白塩瀬半衿、当店価格735円の品を税込300円で販売致します。
素材は化繊ですが、この半衿も着物をご愛用される方には、いくつあってもいいものです。
以上の品は、会期中4日間の限定価格となります。
どうかお間違えのないよう心に留めて、会期中にご来店いただければ幸せに思います。
繰り返しますが、期間は4月19日(金)~22日(月)までの「卯月展・幸せの扉」でのご奉仕品となります。
話はかわりますが、常連さんのお宅に着物のアフターを届けると、山野草がいたる所に生けてあり、それはそれは、和の設え(しつらえ)に心が緩みましてね~
「素敵ですね~」そんなたわいもない話をしていると、「お花、少し持って帰る・・・」と、言われたもので、なんのためらいもなく、甘えることにしました。
庭に入り、私は季節の花をカメラに収め、お客様は、私にくださる花を選別。
シロネアオイのお花です。
木漏れ日(こもれび)に当たり、幸せそうな顔をしていました。
それに、優しい色をした緑。
二輪草は空に向かって何かを語りかけているみたいで、この花も幸せそうでしたね~
そして庭の横にある畑には、ピンク色した可愛いお花が・・・
ミツバツツジという花だそうで、緑の中に浮かぶピンクの色がとても綺麗で喜んでいると、花が開く前に蕾(つぼみ)の枝を切ってくださいました。
そして、黄色い花が咲くカタクリのお花も手渡されました。
早速、店に生けさせて頂きます。
ありがとうございました。
山野草って、どうしてこんなにも心が癒されるのでしょう~
一等賞になりたいと思って咲いている訳でもないのに、時が来れば輝きを魅せ、誰に見て欲しいとも語らずに静かに散って行く。
何処か物悲しさを感じるところもありますが、背伸びをしないありのままの姿に、愛おしさを覚えます。
私は、そんな花が好きです。
春です、
春が来たんですね~
その喜びに、乾杯!!!
それでは、これで今日を閉じることにします。
お休みなさい。
また明日お会い致しましょう。