月の始まりは京都出張から始るのが私のルーティンで今日も多くの仕入先を廻って歩きました。
最後に立ち寄った仕入先では運動不足が影響したのか足がつって大変でした。
今日一日の京都の様子をお伝えさせていただきたかったのですが、投稿準備にもたもたしてしまって時間がなくなってしまいました。
そこで出張の一番の目的としていた、永治屋清左衛門の会社にお邪魔したときのことを記事にさせていただきたいとおもいます。
京都に入って一番先にお邪魔したのが永治屋清左衛門さんの会社で、担当者と24日から開催する展示会の段取りや商品構成の打ち合わせをさせていただくことに・・・
「茶々(淀殿)小袖復元「黒地段の丸文千草紋小袖」(復元品)」

うちあわせをしていた斜め前にはこの画像にある小袖が展示してありましてね~
江戸時代初期の慶長時代となる小袖の復元品だそうですが、気になって仕方ありません。

パネルには茶々(淀殿)小袖復元「黒地段の丸文千草紋小袖」技法/唐織と書いてありまして、七代目永治屋清左衛門が復元したものだそうです。
【七代目永治屋清左衛門さんが奈良県立美術館所の「伝淀殿蔵肖像」から復元】

奈良県立美術館所蔵の「伝淀殿肖像画」を元に復元した「黒地段に丸文千草紋小袖」だそうです。
唐織りの技法から作られていて、永治屋さんの底力を感じさせられるところがありました。
【永治屋清左衛門の「織りの訪問着と袋帯」】

打ち合わせが終って場所を移すと、なんと織物で作られた白地のゴージャスな訪問費が目に入りましてね~
これも織物で草花を表現していて、その技を永治屋さんが持っているんですね~
おそらく、他社でこのような訪問着を作れる先が無いのではないかな~
展示会ではこのような訪問着も出品させていただきますが、とにかく商品のクオリティが素晴らしく、地方ではあまり見かけないジャンルの着物かと思っています。
【永治屋清左衛門の二重織の着尺】

そして訪問着の反対側には、丸巻きになった「二重織の着物」が品良くディスプレーされていましてね~
この会に合せて加賀百万石にちなんだ着物も作ってくれていまして、その試作品となるものをほんの少しだけ見せていただきましたが、唐織りの技法での小紋柄となるもので、色違いで3色作る予定でおます。
当店の展示会までには作り上げるといっていたので、皆さんに披露できるのは本番となる「永治屋清左衛門展」になるかもしれません。
仕上がりがどんな感じになるのか楽しみですが、こうして打ち合わせを終えると、次に向った先は和装小物を専門に取リ扱っている先。
今月は10件の仕入れ先を廻って歩いて少々疲れました。
上手く記事を書くことができたのか自信ありませんが、今日はこれで終らせていただきます。
それではこれにて・・・
お休みなさい。