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開店20周年祭も残すところ後一日になりました。
来客の波が押し寄せたり引いたりの繰り返しの中で、張り詰めた緊張が浮き沈みしていて、気力を持ち続けることが難しくなっています。
そんな時に、お客様の笑顔にどれだけ勇気付けられることか・・・
お客様に支えれれて店が成り立っていることに、感謝すると共に、店の財産がお客様であることを改めて感じているしだいです。
まだ終わっていませんが、いろんなことがお客様を通して視えてみて、身が引き締まる思いでいます。
今日は古典柄の一つに挙げられる宝尽くしの小紋柄を和楽器柄の染め帯でコーディネートしてみました。
和文化のお稽古着のようですが、このような組み合わせも なかなか乙なもので、これぞ、日本の着物という感が致します。
このコーディネートの面白いところは、和楽器柄の染め帯ではないでしょうか?
極めて少ない柄だけに、目を引く模様と言えるかもしれません。
帯〆と帯揚げの色も入れてみたのでご覧ください。
帯揚げには宝尽くしの模様を刺繍で入れたピンク系の色を入れ、帯〆を染め帯の挿し色から取り出したグリーンで甘い色合いの装いを柔らかく締めてみました。
どことなく春を感じさせる香りも表現されていて、素敵なコーディネートになったと思うのですが・・・
ここのところ、自分が無理をしていることが手に取るように分かります。
これも、終わりに近づいているかと思うと、少し気持ちも落ち着いて来たのかもしれません。
いつものブログが書けるようになってホットしていますが、最後まで諦めないで頑張りたいと思っているところです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。