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開店20周年祭も残すところ後一日になりました。
来客の波が押し寄せたり引いたりの繰り返しの中で、張り詰めた緊張が浮き沈みしていて、気力を持ち続けることが難しくなっています。
そんな時に、お客様の笑顔にどれだけ勇気付けられることか・・・
お客様に支えれれて店が成り立っていることに、感謝すると共に、店の財産がお客様であることを改めて感じているしだいです。
まだ終わっていませんが、いろんなことがお客様を通して視えてみて、身が引き締まる思いでいます。
今日は古典柄の一つに挙げられる宝尽くしの小紋柄を和楽器柄の染め帯でコーディネートしてみました。
和文化のお稽古着のようですが、このような組み合わせも なかなか乙なもので、これぞ、日本の着物という感が致します。
このコーディネートの面白いところは、和楽器柄の染め帯ではないでしょうか?
極めて少ない柄だけに、目を引く模様と言えるかもしれません。
帯〆と帯揚げの色も入れてみたのでご覧ください。
帯揚げには宝尽くしの模様を刺繍で入れたピンク系の色を入れ、帯〆を染め帯の挿し色から取り出したグリーンで甘い色合いの装いを柔らかく締めてみました。
どことなく春を感じさせる香りも表現されていて、素敵なコーディネートになったと思うのですが・・・
ここのところ、自分が無理をしていることが手に取るように分かります。
これも、終わりに近づいているかと思うと、少し気持ちも落ち着いて来たのかもしれません。
いつものブログが書けるようになってホットしていますが、最後まで諦めないで頑張りたいと思っているところです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







