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来る日も来る日も、お客様の動きを気にかけている私で、今日はお客様が少なかったみたいです。
店の情報を持って外回りをする一日で、投げたボールが返ってこない日は、いつもながら物足りなさを感じます。
日々の一日というものは、だいたいこんなもので、その中で自分をコントロールしなくてはなりません。
世界に目を向ければ、争うごとのが絶えない国もあれば、綺麗な水や食料も少ない国も沢山ある訳で、それに比べれば随分幸せな生活を送っています。
そんなことを考えると、不満を並べることはできませんね。
そこで今日はビビッと来る着物を紹介してみましょう。
取り上げたのはこの水色の小紋です。
色の発色があでやかで、この着物を着こなせたら綺麗でしょうね~
この時期の単衣として、帯芯を入れない八寸名古屋帯でコーディネートしてみました。
爽やかな感じがいいでしょ・・・
この着物を町を歩いていたら、目に触れた人の心を踊らせることでしょう~
「着物っていいな~」って・・・
数日前のことですが、帯〆帯揚げの色にしても、綺麗な色彩のものが市場に少ないことを仕入れ先の担当者が話していました。
私もその意見には同感で、掘り下げて話しを聞くと、コストもかかり、消費が低迷している中で、リスクを考えると無難な商品しか作れないのが現状のようです。
そのことで、同じようなものが市場に溢れ、おしゃれを追求する方には、面白味を感じていただけないのかもしれませんね。
その意味では昨今の浴衣市場は、バリエーションも幅広く、面白い柄や色が市場に送り出されていて期待を寄せているところです。
話しは変わりますが、独身生活をしてみて、洗濯物の量も、出るごみも、冷蔵庫にある食材も、以前とは比べものにならないくらいに少なく、環境の変化に戸惑っているところです。
気楽なことと言えば、我が家で過ごす時間を独占できることですが、独身時代の独り暮らしとはどこか違っていて、寂しさを補えるものではありません。
いずれ慣れる日が来るでしょうが、自己管理には気を配りたいと思っているところです。
それでは今日はこてにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







