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霧雨のような雨と寒さを呼び寄せた天気となり、初夏の売り場とはほど遠い一日になってしまいました。
閉店後に温風ヒーターを付けてしまいましたが、明日も気温が低いみたいで、どうか油断をしないでお過ごしください。
今週くらいから、様子伺いに仕入れ先が寄ってくれていますが、増税後の反動が消費を鈍らせていることを聞かされます。
私もそのことを肌で感じていて、対策を講じなくてはなりませんが、なかなかヒラメキが浮かばなくてね~
先を読む感と行動力が求められるのが経営というものですが、ここしばらくは我慢も大切なのかも・・・
都合のいいように解釈していますが、一方で、新しい出会いが望まれるネットの活用を充実させなくてはなりません。
今後の店作りを考えた時に、避けて通れない販売ツールだけに、慣れなくてはなりませんが、進化と活用法のスピードが速くてコツを掴みきれません。
いろんな意味で経営の安定というものが無いことを教えられていますが、お客様の動向を見詰めながら、粘り強く、他店との違いと魅力を想像していくためにも、より具体的な取り組みが求められているようです。
ここに格子柄の片貝木綿の着物に全通の麻名古屋帯でコーディネートしたものをアップしてみました。
この時期のカジュアルな着こなしとなりますが、都心で木綿の着物が注目されていることを聞いています。
お仕立てを加えると3万円代で手にできる着物で、リーズナブルな価格帯であることと、おしゃれを楽しめることがきもの愛好家に受け入れられているのではないでしょうか?
店としてもこの地域で広めたいアイテムで、天然素材というところにも魅力を引かれています。
比較的若い年代層になるのかもしれませんが、着物に関心を持ち始めた方には、ここから和装の世界に入っていただきたいと考えるところがあります。
是非参考にしてください。
私の地域は、加賀友禅の産地でもあって、フォーマルの装いに こだわりを持っている人が少なくありません。
それだけに、カジュアル装いは二の次になるところがあって、生活の中に溶け込めていないところがあるようです。
ここを変えて行かないと、きもの層が広がらないと考えるところがあって、小売店さんの取り組みが望まれるのではないでしょうか?
着物への憧れが身近なものになるためにも、木綿の着物に注目したいところです。
これにて閉店と致します。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







