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お客様が多い訳でもないのに、一日の時間が足りなくて、もう一人 自分がいて欲しいと思うこの頃です。
要領が悪いとしか言いようがありませんが、商品が入荷しても売り場に解放することもできず、11月号の「あ・うん」も制作も途中だし、24日からの「神無月の会」の案内にも回れず、ひたすらお客様からいただいた宿題に追われる日々が続いています。
中でも、九州の方からご依頼を受けている振袖の見立てが、寝ても覚めても頭から離れません。
京都の出張の織りに、振袖の見立てに足りない商品を補充してまいりましたが、依頼者と離れている距離をどのようにし埋めたらいいのか?
その先に、お嬢様は古典柄を望んでいらっしゃって、望みを叶えられる振袖を提案できるのかも心配になります。
そこにはご予算のハードルがあり、ご身長が168㎝あることから手首までの長さもある程度必要で、肩の模様がズレたりしないかも気にかけながら紹介しなくてはなりません。
そしてなによりも、着物は色を重ね合わせておしゃれが成り立つだけに、コーディネート術を受け入れていただけるのか?
お母さんと電話でお話しをした会話が頭の中を駆け巡ります。
プレッシャーを感じていますが、販路を広げたいと飛び込んだネットの世界だけに、今回の仕事は大きな意味を持つものです。
それだけに、なんとしても幸せを届けなくてはなりません。
そのことで頭の回路がいっぱいになっていています。
映像は振袖にバッグを合わせたもので、伝統の中に生きずく女性の優しさを演出してみました。
さて、今日は早く自宅に戻ることにします。
最後に11月号の「あ・うん」に書き込んだ言葉を紹介して記事を閉めさせていただきます。
本気ですればたいていの事はできる。
本気ですれば何でも面白い。
本気でしていると誰かが助けてくれる。
ー後藤静香(社会教育者)の言葉よりー
お休みなさい。