平和な白山市の成人式を拝見して感じたこととは・・・

 来る日も来る日も空から雨や雪が降り落ちて来て、うっとうしい日が続いています。
昨年の12月から今日までにゆっくりと太陽が覗いた日が6・7回ぐらいしかなかったように記憶しています。
町会では雨の中、左義長が行われ、過ぎていったお正月を惜しむかのように祈りの火が燃えていました。
そして今日は白山市の成人式が執り行われることに・・・
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会場はいくつにも別れ、私が暮らす鶴来地区は店に隣接する白山市鶴来総合文化会館「クレイン」にて、男子122人、女子121人の成人者を迎えおごそかに式典が開催されました。

しばらく店を閉めて拝見してまいりましたが、いつ見ても成人式は華やかで世界が変わって視えます。
女子が振袖を着て主席されているからですが、いつもと違ういでたちに戸惑いながらも、同窓会気分で振袖姿の固まりができます。
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その姿を離れた席から見守るご両親。
平和な日本の縮図が会場内にありますが、その象徴に振袖が一役買っているかと思うと嬉しく思います。
お天気が良ければ外を歩くこともできるのでしょうが、式典が終われば、家族が迎えに来て振袖を脱いでしまうのでしょう。
大きなお節介かもしれませんが、成人式の着物で終わらないで欲しいと願いたいものです。
こうして、毎年女子は100%近く振袖を着装させている訳ですが、いつも気になることがあります。
目につくにはストールの扱いに、階段を歩くときや椅子に座った時の袖の処理の仕方、トイレを使った時の着物の扱い、車の乗り降りも含め、着物を着た時の立ち振る舞いを、受付時に解説した用紙を配ってみるのもいいのではないかと思います。
それが難しいのであれば、式典が始まる前に司会者から簡単な説明を添えるだけで、主催者側の心遣いが伝わるのでないでしょうか?
行政が立ち入る世界ではないかもしれないが、お母さま方にも喜ばれる大人の対応かと思います。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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