娘たちが仕切る「風呂敷包みレッスン」が私に語りかけたこととは・・・

    今日は娘たちが主役に日です。

かねてから計画をたてていた風呂敷包のレッスンの日で、長女が講師となり、午前と午後に分けて風呂敷の包み方の講習会が開かれました。

DSC_0032furosikinotatamikatareltusunn.JPG初めて店のお越しになられた方もいらっしゃって、開始前は緊張した雰囲気が漂っていましたが、アシスタントに入ってくれた女性陣のサポートもあり、包み方の練習をしはじめるとどこからともなく笑い声も出始めて、和やかに終えることができたように思います。

レッスンを終えた後も和やかな余韻が消えることなく、お茶を飲みながらゆっくりされてお帰りになられましたが、売り買いのない関係がお客様との距離感を縮める賑わいがありました。

これも娘のサポートがよかったからでしょう。

女性陣のチームワークも良くて、スムーズに事が運んで一日でした。

それにしても「事」がないと人が寄らない業種になってしまったことに気づかされています。

2月は個人消費が鈍り客足も遠ざかるものですが、こうして「事」を起こすと人が集まるのには物を売るための「事」でなかったことです。

ここに店作りの秘密が隠されているのでしょう。

今回の事例はそのことを物語っていて、新しい風呂敷を手にしたいと思われた方は無理なくお買い求めくださいました。

もしかしたらここに店作りのヒントがり、過去の店作りの足跡には余計なところに力が入っていたと言えるのかもしれません。

経営を先に考えるのか、ファン作りを優先するかで物事の捉え方は変わるのでしょうが、経営者としては実に悩ましいところがあります。

しかし、着物離れに加えて呉服店離れに歯止めが効かない昨今となれば、「事」の在り方を見直す鍵となることだけは確かなようです。

お客様の体験がリピーターとなって再び訪れてくださったとしたら、商い額では計れない、未来へと繋がる道しるべになることでしょう。

その事を語りかけてくれた企画でした。

今回の風呂敷包み無料レッスンは3月4日(土)にも予定されていて、午後の部は定員が埋まってしまいましたが、午前10時からの部に2名の空きがあります。

このブログをご覧になられている方で興味をお持ちでしたら、是非参加されてみてください。

先着順となりますが、気分転換にもなり喜んでいただけるものだと思っております。

その道案内人は娘たちとなります。

IMG_0611.JPGそして私は長女の娘「音羽」の孫守りでした。

雨が上がったスキに散歩をしたり、アンパンマンのDVDを見せたりして裏方の徹していましたが、少なくとも店の応援団員の一人であったことだけは確かです。

音羽にも感謝しないといけませんね。

それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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